校則で定められた服装

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〈11月22日4:45pm 日没後うっすらと明るさが残っています〉

学校にもよると思いますが、子どもたちが通う学校の校則で定められた身だしなみ、服装、持ち物は厳しく定められています。守らないと罰則(昼休みと休憩時間にお仕置き部屋、居残り勉強、休みの日に登校させられる、最悪の場合は退学など)もあります。

例えば娘の学校。毎回長い休みに入る前に、休み明けの身だしなみについて、毎回毎回校則についての注意喚起メッセージが生徒だけでなく保護者宛てにも届きます。

Please ensure on their return that uniform is perfect...(制服が校則に則った完全な状態にして始業式を迎えるようにしてください...)という言葉から始まって、

髪型は染めたりラインを入れたり無造作あるいは整っていない状態にせず、短く切るか、長い髪は結んでください。

靴は黒の革靴で、スニーカーやブーツは禁止。

眉毛はカットしてはいけません。

女子のピアスは両耳たぶの下の方にに一つずつ金か銀のスタッドピアスのみ認めます。

カバンはファスナーでしっかり閉まるタイプの黒系のもので、ロゴマークのない無地のデザインにしてください。

コートやマフラーは黒か紺のみ許可します。

などなど、、、

息子の学校も同じような感じ。靴が雨の日に少し汚れてそのままにしていたら、“革靴をしっかり磨いてきなさい!”と注意されたそうです。

なぜこんなに厳しいの?と自分なりに考えてみたのですが、身だしなみが与える影響がいかに大きいかイギリス人は良く知っているのだと思います。ビジネスでも社交の場でも、精神的な部分にも知らず知らずのうちに影響を与えると言われています。

自分は、人と会う予定のない日だとつい“どうでもいい格好”になってしまいがちなのですが、身近な大人として悪いお手本にならないように気をつけないと、と思います。