やっと長い春休みが終わり、学校が始まりました。
今まで２年半、毎朝お弁当を作り、娘の部屋へ何度も往復して起こしに行き、娘が朝食を食べている間に髪を結んであげて、車に乗せて、学校まであと600メートルという付近まで送って行く、というのが日課で、今日もいつも通りの日常を、、、
と階段を駆け上ったら、もうすでに娘が身支度をしていました。まずその姿にビックリ。さらに自分でバスで学校へ行ってみると言い出して、二度ビックリ。一体、何が起こったのでしょうか。頭の中が大混乱。整理できずに、とりあえずバス停まで一緒に行って見送りました。
無事に走り去っていくバスを見送りながら、一粒の涙がスッと頬を伝っていきました。自立か。成長したんだね。うれしいと同時にさみしい。朝、一人で起きて一人で学校へ行く。当たり前のことだし、小学生の時は日本だったから歩いて学校へ行くなんて当たり前にできていたことだし、ずっと私も望んでいたことだったのに、何で涙が出ちゃうんだろ。
何度も練習のために一緒に電車やバスで学校まで行ってみて、その度に渋滞やバスの遅延で遅刻したり失敗して挫折して、もうイギリスにいる間は自分で登校するの不可能なんじゃないかな、と思っていたのに、こんなにあっさりと自ら起きて学校へ行けるようになるなんて。
これからまた、成長していく我が子を応援し続けようと思います。
