国会議事堂見学

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以前から行きたいと思って機会を伺っていたUK Parliament(国会議事堂)の内部見学へ行ってきました。あの有名なBig Benの時計塔があるイギリス政府の国会議事堂の建物内に入ることができるツアーです。

予約は2ヶ月前に行っておきました。そして余裕をもって15〜20分前に到着。長い長い行列ができていて入館までに30分ぐらい並びました。上の写真は、雨の中で少しずつしか進まないQueue(行列)の途中でお目にかかることのできたOliver Cromwellの像です。

チケットを見せたら建物の中にようやく入れると思ったらまだまだ。空港で行われるような厳重なセキュリティチェックを受けることになります。時計やストール、ポケットの中身も全部出してゲートを通過するように言われました。

入場後、最初に入るのがWestminster Hallです。天井が高〜くて広ーい!

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2022年の9月、エリザベス女王の御葬儀の前に棺がこちらに運び込まれ、このホールの真ん中に4日間安置されていらしたテレビ中継が、まだ記憶に新しいです。

ところで国会議事堂見学は大きく分けて4種類あり、①ヘッドホンをつけて音声案内を聞きながら見学するMultimedia Tourと②英語のガイドさんの案内に着いていくEnglish Guide Tourと③ビックベンの塔の上に登って時計の裏側へ行くBig Ben Tourと④議員さんに直接連絡して予約し、国会の役割などのお話をじっくり聞くInside UK Parliament free guided tour(英国在住者のみ対象)があります。

私たちは自分のペースでゆっくり見学したかったのでMultimedia を選んで予約していました。列に並んでいる間や入場後も、何度もどのツアーなのか聞かれます。ちなみにMultimedia(マルチメディア)の発音は無理矢理カタカナに直すと「モーティミーディア」なので、これから行く予定の方は聞かれた時にすぐ答えられるようにしておくと安心かもしれません。

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この先は写真撮影がNGだったのですが、内部は入り組んでいて廊下や特徴的な部屋がいくつもあり、とても豪華!日本の参議院&衆議院と同様に、イギリス議会は貴族院&庶民院両院制で、そこで可決された法案を儀礼的に承認する国王の存在があるので、歴代の王様・上王様の肖像画や歴代の首相の像などもありました。また、驚いた事に国会中継ニュースなどで見る席の場所まで一般人の私たちが入って(座ることは叶いませんが)国会議員気分を味わうこともできました。