10年以上前、初めてロンドンに住み始めた時に最初に仲良くなった日本人のお友達(帰国しちゃった友達)がロンドンに遊びに来ました。イギリスの大学受験を考えていて母娘で大学見学に来たついでに会えることになって。子供達はお互いにほとんど覚えていなかったけど、英語と日本語混ざりながら話す帰国子女らしい会話で次第に盛り上がって、ちゃんと話ができました。少し前までは恥ずかしがっていた息子も、だいぶ精神的な面で大人に近づいて、こういうランチでも落ち着いて会話ができるようになった気がします。
National Galleryのカフェでしばらくゆっくりランチして、一緒にTrafalger square からNo.10 Downing Street(首相官邸)の近くへ。ガードマンがたくさんいて鉄格子で守られているので近づくこともできないけど、もうすぐ退任するボリス・ジョンソン首相のお家だよー。ってニュースでよく観る通りを実際に肌で感じることができました。息子も娘も政治に関心が高まっているので以前は全く興味のなかった場所も学びの場になって嬉しいです。
たまたま今日はPRO LIFEのデモ隊が行進していて周辺は大渋滞になっていました。トラファルガー広場から首相官邸、国会議事堂があるあたりは、よくデモ行進のコースになります。大規模なデモだったので日本から来た友達も一緒に興味深そうにしばらく歩道から眺めていました。アメリカでは意見の対立が話題になっていると知っていたけどロンドンでもこのようなデモがあるのは驚きでした。
友達とWestminster駅で別れてから、せっかくここまで来たからテムズ川沿い(川の南側)を歩こう！と息子と私は観光する気満々だったのですが、娘が「じゃあ私は1人で帰る」と言い出して、一生懸命に説得して一緒に連れて歩きました。テムズ川沿いは歩行者専用の道が整っていて両脇に売店があったり大道芸人がいたり、年中お祭りのような賑やかさです。すっかりコロナ前の光景に戻ったイギリス。ビックベンからゆっくり25分ぐらい歩いたかな。
ミレニアムブリッジの橋を渡り、Bank駅まで行って電車で帰りました。
本当はもっともっと観光して夕食もその周辺で食べたかったけど、、、それはまた次回のお楽しみにします。
