大晦日に雹、蕎麦、そして寿司作り

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晦日は年越し蕎麦ですね。ロンドンでもお蕎麦、油揚げ、干し椎茸、絹さや、ネギ、そして出汁などの調味料は手に入るので、日本とほぼ同じように年越しそばを作って食べることができます。今回は油揚げをしっかり下ごしらえして、きつねうどんのお揚げさんのように煮ておいたので、じゅわーっと味がしみて美味しさ2倍。目をつぶって食べると日本にいる気分でした。

そんな大晦日に雹が降りました。大粒だったのでしばらく残っていて粗塩のように見えました。

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午後は急遽、寿司作り(予定外!)。息子が友達の家で行われる年越しパーティーに参加することになり、自国の料理を一品持ち寄りすることになったんです。日本人なので寿司を担当すると気軽に約束してきちゃった。食材の買い出しから始まって、酢飯を用意して、巻き寿司、裏巻き、にぎり寿司、できる範囲で色々作って持って行きました。受験勉強でギリギリまで過去問に取り組んでいたので私がやってあげた部分が実は多いのですが、最後の方は一緒に作ってみて息子が一言。

「お寿司って思ったより大変なんだね。」

まあ、そうだけどね、人気なんだよねこれが。喜んでもらえて自分も美味しいと思うから、また頑張ろうかなって思うんだよね。

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インド系の子はタンドリーチキン、ユダヤ系の子はマフィン、イタリア系の子は(その子の家で開催だったので)その場でパスタを作ってくれて、インターナショナルで美味しい年越しパーティーになったそうです。とりあえずお寿司みんなに喜んでもらえたみたいでよかった!最初はどうなることかと思いましたが、息子のおかげで張り合いのある楽しい大晦日になりました。

年越しの夜中12時前後になると、近所でも遠くでもそこら中で一般人が打ち上げ花火をバンバン上げ始めて、テレビ中継ではテムズ川沿いのLondon Eyeで恒例の花火大会が行われました。賑やかな爆発音とともに迎えた2024年。

日本をはじめ世界中の皆さまにとって良い一年になりますように。