ハンガリー・ブダペスト旅行1日目

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ロンドンから飛行機で約2時間半、ハンガリーブダペストへ行ってきました。この地を選んだ最大の理由は温泉!あったかい温泉が恋しくて。そうだ!ヨーロッパの温泉行こう!と思い立ったのがきっかけです。

子供たちが大きいと学校も塾も習い事もお休みで試験などになるべく影響のない日程を探すのがまず大変で、家族みんなに予定を確認しながらハーフターム休暇に入る土、日、月の3日間を慎重に選びました。

ハンガリーには天然温泉がいくつもあるそうですが、その他にも歴史ある建造物やドナウ川にかかる橋、食事も美味しかったり物価もロンドンより安かったり、調べれば調べるほど魅力的な部分が見つかりました。

到着後、宿泊先のアパートメント(お部屋を3日間お借りしました)に荷物を置いて、まずはドナウ川へ向かって歩いてみました。早速、なにやら甘くおいしい匂い。金属の棒にぐるぐるパン生地を巻き付けて焼いたChimney Cake(えんとつケーキ)です。

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思ったより大きい!そして、想像してたより美味しい!焼きたてふわふわサクサク熱々でした。あんまり空腹じゃなかったのであっさりしたアーモンドなどを注文しましたが、真ん中にチョコレートや生クリームの入ったボリュームたっぷりのも美味しそうだったな。

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ドナウ川に着きました。事前に調べていた通り川沿いに「死者の靴」のモニュメントがありました。これは第二次世界大戦ナチスから迫害されたユダヤ人の虐殺がテーマの現代アートで、細部まで再現された鉄の靴が並んでいます。犠牲者たちは銃殺される前に、当時高価だった靴を脱ぐように言われたそうです。よく見ると花やロウソクを置かれていました。雨が降っていたのでロウソクの火は消えていましたが、ここで銃殺されドナウ川に投げ込まれた多くのユダヤ人の悲しみが伝わってきます。

身近な友達がハンガリーから逃れてきたユダヤ人の末裔なので決して他人事には感じられなくて、さらに最近ニュースで報道されているイスラエルパレスチナの問題も、根が深く解決が難しいことも知って心を痛めています。ハンガリーにはユダヤ人がとても多いので何か影響があるのではと思いながら来てみましたが、観光客として歩いている限りでは特に何もなく穏やかに3日間を過ごしました。むしろロンドンのほうがデモが激しいです。

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さて、気を取り直して美しすぎる国会議事堂へ。国会議事堂ツアーは事前に予約しておいて正解でした。当日券は売り切れていたので、これから行く方は公式サイトからの予約をおすすめします。チケットを見せて中へ入ると小さな端末が渡されて自分の聞きたい言語の音声ガイドを選ぶことができます。いつも通り私と夫は日本語、子供たち二人は英語を選択。煌びやかな階段に驚いていたら、そこはまだ序の口で、金や大理石などが使われて、とにかく豪華!できるだけ地元の材料を使って地元の職人たちが建てたそうです。

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夕食はTÜKÖRY ÉTTEREMで地元ハンガリー料理を味わいました。

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海がない中央ヨーロッパに位置するハンガリーは海がないのでお肉料理が多いです。身体があったまる名物スープGoulashや鶏肉、豚肉なども種類豊富で、パプリカパウダーが料理に使われることが多いそうです。娘が気付いた点はテーブルクロスが赤と白の格子柄のレストランが多いこと。偶然かな?

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食後もまだ雨が降っていましたが、夜景が綺麗なのでドナウ川沿いを散歩しながら宿に戻りました。

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