映画&ポテチのおはなし

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12月末にようやく映画『The Boy and the Heron (君たちはどう生きるか)』がロンドンで上映開始されました。

この日の客席はほぼ満席。(この記事を書いているのはゴールデングローブ賞を受賞した後ですが、観に行ったのは受賞前です。受賞おめでとうございます!)

日本の映画を日本で観る時との大きな違いかもしれませんが、イギリスで日本の映画を観る時は字幕Subtitledと吹き替え版Dubbedがあります。選べる時もあれば選べない時もあり、字幕は英語の字幕がついて、吹き替えだと完全に英語に吹き替えされています。私たちはもちろん字幕!最初の5分ほどは下の英語字幕が気になったりするものですが、だんだん物語に集中し始めると見えなくなって、そのうちに自分がイギリスにいることを忘れてしまいます。

この映画はとても内容が深いので、吹き替え版だった場合、日本語のちょっとしたニュアンスを英語にどう翻訳しているんだろうって少し気になったりもしました。

私は日本語版でしっかり最初から最後まで観たのに、あれはどういう意味だったんだろう?とか、あの生き物は何を表していたんだろう?とか鑑賞後に気になって夫と議論して、さらに家に帰ってからネットで調べて、詳しい人の解説、解釈を聞いてようやく理解する部分も多い映画でした。ジブリをよく研究している人でさえ3回観てやっと理解したと。様々な場面に深い意味が隠されていて、噛めば噛むほど系ですね。

ところで話は変わりますが、ポテチ(イギリスではCrispsと呼ばれています)はイギリスって本当に種類豊富だし美味しいし、さすがジャガイモの国だなぁと思います。1回目のロンドン駐在から日本に帰って、しばらくして無性に恋しくなった食べ物の一つ。

(他に恋しくなった食べ物は、Sunday Roast, Fish&Chips, Rasberryなど多数...)

今回買ってみたマークス&スペンサーの低脂肪ポテチは4種のチーズが使われていてザクザク感が最高です。マスカルポーネ、チェダー、レッド・レスター、モッツァレラの4種類のチーズが使われていて、オニオンのバランスが良いです。