大学のOpen Day

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UCL(University College London)のオープンキャンパス「Open Day」へ行ってみました。第一弾のケンブリッジ大学といい、UCLといい、世界的に有名な大学なだけあって規模も入場者もすごいです。メインの入口から入ったOctagon Wilkins付近はお祭のようになっていました。

ケンブリッジの時はお母さん一緒だと恥ずかしいから大学の外で待つように言われて中に入れなかったんですが、蓋を開けてみたらみーんな保護者と一緒に来ていたみたいで、今回は一緒に行こうって言ってくれました。

事前に予約していた説明会&ガイドツアーに加え、当日予約なしで入れる建物の中や各学部の担当の学生ボランティアに質問できるブースなども色々まわりました。

Japanese Gardenという文字が見えたので行ってみると日本の初代内閣総理大臣伊藤博文をはじめ近代日本の礎を築いた要人たち(ここでは日本人留学生)の名前が刻まれた記念石碑が!

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併設されているカフェ(学食)はロンドンの中心部にも関わらず激安で学生価格。例えば紅茶一杯の値段(ミルクは好きなだけ自分で注ぐ)が、たったの£1でした。

自分がオバサンだという事実も忘れて足取り軽く大学生気分でキャンパス内をウロウロ。保護者として付いてきているだけなのに(苦笑)歩きすぎて、帰りの駅で足の指がつりました。

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今回、息子を高校生で海外駐在に連れて来てしまったので、この先の人生の方向性について日々悩み中です。日本にいた時はほぼ100%日本の大学へ進学させ、その先の留学や大学院または就職後に海外へ出たたらいいって思っていたのですが、本人の気持ちが徐々にイギリスの大学へ変わってきてしまって。簡単なことではないので、まずは情報集めから。議論するための材料集めのオープンキャンパスに参加しながらイメージを具体化していくことにしました。

イギリスの大学と一言に言っても色々だったり、進学するためには英語力だけでない数々のハードルがあったりします。テスト一発勝負ではない場合が多くて、GCSEの結果や9月から始まる2年間のAレベルの結果、さらに自分らしさをアピールする活動報告や書類選考、学部によっては実技、面接なども。日本の大学と時期がズレているのもネックになっている要因の一つ。このままイギリスで教育を受け続けると日本の高校3年生が終わる3月はまだイギリスの高校卒業資格が得られていなくて、7月のいわゆる浪人生1年目の7月になってしまいます。そして入学時期は9月。考えなくてはいけないのは学問を学ぶというシンプルな視点以外に授業料のことも。UKの学生の3倍か、それ以上の学費を払って、さらに私たちが本帰国したら一人暮らしする事になるので、その生活費なども考慮すると目玉が飛び出るような額になるんです。最近は特に円安だし。本当にそれに見合う価値があるかどうか。焦らずに日本の大学からの留学制度や奨学金を利用する道を探ったうほうが将来的にいいのでは、とか。もし大学も就職もこちらになった場合、外国人としてイギリスで生きていくことになる大変さを受け入れる準備があるか。就職先を見つける難しさはもちろん、出会う友達、未来の結婚相手、日本から遠く離れて暮らすことになってしまうのか、、、本当にもう大人になった先の先のことが今の選択によって変わってくるので、沢山相談し合って沢山調べて、色んな可能性を模索していきたいと思います。