職業選択につながる教科選択

息子の学年になると、ほとんどもう選択科目しか勉強しないという風になってきています。

 

これがGCSEの試験科目になり、Sixth Form(Aレベル)の科目につながり、大学の学部や職業に至るまで、ほぼ変更が難しいという、、、。

日本の感覚だと高校2年生あたりで文系か理系かを選択し、大学受験でようやく学部を選択して、でもまだこの時点では幅広く変更の余地があって、大学に入ってからも基礎科目をそれなりに幅広く勉強する期間があって、就職活動の時にようやく職業を本気で考える。そんな風にのんびりしていた覚えがあるので

15歳でこちらの学校に入る時に「科目を選んで」と言われて日本にいる間にちゃっちゃと選んだ科目がこんなに人生を左右するかも知れない大きな選択だったことに今更ながら気がつきました。

 

ちなみに息子が選んだ科目は、数学、物理、地理、デザイン&テクノロジー

1週間の時間割表を見てみると、上記の教科がメインとなって、これに必須の英語、体育、道徳などが加わって構成されていますが

選択しなかった科目(美術、歴史、生物、化学、科学、コンピューターサイエンス、心理学、演劇、ビジネス学など)は全く授業がなくて、ちょっと残念にも思います。

 

早い段階で自分の好き、または得意、または好きで得意!な教科を選んで学ぶスタイル。

現地のママ友達と話していると、13歳ぐらいの段階で、うちの子は好きな科目と得意な科目がズレている。だとか、優柔不断でどの科目を選んだらいいのか親子共々迷っている。だとか、父親の意見と息子の意見が違って口論になった。などなど

各家庭とても悩んで悩んで、学校の先生も相談にのってくれたりしながら決めていくようです。

 

我が家でも何度も何度も話し合っていますが、うちは途中から入ったこともあって、もうあれよあれよという間にほとんど変更が難しいので、最近は数学と物理は決定で、あともう一科目を地理にするかデザイン&テクノロジーか、という2択で話し合っています。

結局、最後は自分が決めるのが一番。息子もしっかり意見を言ってくれるようになって頼もしいと思う気持ちと、本当に大丈夫かなと心配になる気持ちとが入り混じっています。