今回の旅行の目的は何を隠そうエド・シーランのコンサート！このコンサートの予約を半年以上前にしていて、その当時は一番近いコンサート会場がSunderlandでした。
最初は地名を聞いても「どこそれ？」という感じで、あぁNew Castleの近くか。ちょっと遠いけど車で行けるから、ということで予約してあったんです。コンサートは夜遅くまで行われるので宿泊先を確保しないと。それなら、どうせ行くなら旅行にしちゃえ！ということで、前日にセグウェイを予約。Yorkで一泊。コンサート当日は会場から車で約20分のホテルを予約していました。
ところがところが！その後Ed Sheeranがロンドン市内でもコンサートを開催することが決まり、家から車で15分ぐらいの会場にも来るって！ショック！でももう予約しちゃったよ〜。ホテルも取ったし。結果的には家族みんな大満足の旅になり、子どもたちの教育にもなりました。イギリスって狭いようで広いから、ロンドンだけに留まっていてはイギリスを語れない。この夏にはスコットランドに行く予定です。
話をエドシーランのコンサートに戻します。サンダーランドはそれなりに発展した町ではありますが、世界的超大物アーティストのエドシーランとなると、普段の数倍の人が街に押し寄せることになるので会場スタッフだけでなく自治体や警察官なども総動員な感じで大変な事になっていました。このスタジアムは通常サッカー場なので、サッカーの試合の時もこんな感じなのだろうと思いますが、具体的には周辺の道路が全て閉鎖。駐車場も早い段階で埋まり始めて、少し離れたショッピングモールの立体駐車場に停めるのがやっとでした。（その駐車場も私たちの後に満車になったようです。）歩道にはコンサートへ向かう人がぞろぞろ。チケットには16時開場としか書いていなくてコンサートの開始時間がネットで調べても出てきません。18時半ぐらいかな〜と予想して、あまりギリギリに行くと心配だったので17時ちょっと前に到着しました。
ところが待てど暮らせど本命が出てこないで、始まったかと思うと前座のアーティスト。また始まったかと思うと２組目の前座のアーティスト。実際には何と夜８時半開始でした！！こんなに待って待って、３０秒前から会場の観客全員でカウントダウンすると、もうエドシーラン本人が登場した時の興奮が物凄いものになります。後ろのお姉さんがかなり興奮しすぎで話しかけてきたり、隣のお姉さんは泣き出したり、立ち上がって踊り出す人もいたりめちゃくちゃでしたが、自由に楽しんでいる雰囲気がまた気分を盛り上げてくれました。
イギリスの６月は、夜８時半だとまだ全然暗くないのですが、コンサートの終盤に近づくにしたがって日が暮れて暗くなり、花火も映えるしペンライトのかわりに照らす携帯ライトもキラキラと美しくて感動の連続でした。何度も行ってよかった〜！って思いました。きっとずっと、心に残る思い出になったと思います。
ところで、そういえばコロナは？ここにいると完全にコロナ後の世界。常にマスクをつけて自粛している日本の皆さんには申し訳ない気持ちになります。日本でも早くコロナ前のように、こうやって楽しめる日々が戻りますように。
