ティーンの予防接種

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うちの子供たちの予防接種履歴を見てみると、日本で受けたものとイギリスで受けたものが混在していて、被っているものだってあります。

例えば3種混合ワクチンとポリオ。

日本では3種混合ワクチン注射とポリオ(生ワクチン)は別々に受けていましたが、こちらでは4種混合という注射なので、日本で受けた接種証明を見せても「足りていない」と見なされ、5歳の時にイギリスでさらに2回接種。

麻疹風疹とおたふく風邪ワクチンも同様で、日本で受けたのにイギリスでMMRという混合ワクチンをさらに2回接種。

無料だけど身体への負担は大丈夫なんでしょうか?と専門家の先生に聞いてみましたが大丈夫なのだそうで、ちゃんと免疫が効いて守ってもらえるそうなので安心した覚えがあります。

 

そんな感じで帰国子女は予防接種が普通より多めに接種していたり、国やご家庭によっては時期を逃して日本にずっと住んでいる子より少ない人もいるのかな、と思います。

イギリスでは日本で受けるようなワクチンがほとんどカバーされていましたが日本脳炎だけは日本にしかないものなので、日本で受けました。

 

我が家は可能な限りちゃんとワクチン接種を行う方針なので、日本でもイギリスでも抜かりなく受けているつもりです。専門知識は持ち合わせていないので親目線での感覚ですが、子供のワクチン接種についてはイギリスの方が断然進んでいる感じ。

HPV(子宮頚がん)ワクチンは男の子も受けるようになっていて学校での集団接種が行われているようです。実際に子宮頚がんになるのは女性だけど、男性側は発症しないだけで感染するので、男女両方から感染予防をしようという考え方なのだと思います。

 

最近は一般の新型コロナワクチンの接種が落ち着いた時期に入ったので、子供たちの接種履歴とイギリスのNHSが提供している接種スケジュールをにらめっこして足りていなかったワクチン接種を予約しました。

 

娘のほうは学校での集団接種(まずはHPVワクチン)がもうすぐなので、それを待ってくださいとのこと。

息子が受ける必要のある(日本に住んでいる間に時期を逃していた)3 in 1 Teenage boosterとMenACWYはかかりつけ医で無料接種させてもらえることになりました。

日本語で何のワクチンなのか意味を調べてみると、破傷風ジフテリア・ポリオそれからMenなんちゃらの方は4タイプの髄膜炎菌ワクチンだそうです。つまり、7種類のワクチンを一度に打ったことになります。

 

昨日の放課後に接種したんですが、今日副反応が出て、学校からお迎えに来てくださいの電話が入りました。熱と頭痛と食欲不振。新型コロナワクチンを受けた後の副反応と同じ感じです。

看護師さんからは、お水をたくさん飲んで、熱や痛みがひどかったら解熱剤を使ってね。(Plenty of water and take paracetamol)というお決まりの言葉をもらっていたので、その通りにしています。明日にはスッキリ良くなるはず。

それにしても他の子より多めにワクチン受けていても副反応は出るんだね。