システム化が進むロンドンのお役所やNHS（医療機関）では多数の利用者が便利と感じるようになり提供する側も効率化。人件費削減に貢献しているようですが、少数派（マイノリティ）の私たち外国から来たものにとっては困ることがしばしば。
例えば今回、日本で接種して日本の自治体に発行してもらい持参した新型コロナワクチン接種証明。
医療機関の登録の際に持参して事情を説明し、コピーを渡すも「こちらでは登録できないから119に電話してみて」と言われ、私たちはワクチンを一度も打っていない人としてカウントされていました。
119に電話すると今度は、大きな病院の接種会場で登録修正を行ってくれるというのですが、「その会場が予約がいっぱいで取れないから、また来週電話して」と。
そんな人は三回目（Booster）接種をどうしたらいいのですか？と聞くと、Walk in centreへ直接行って事情を説明したらその場で接種してもらえるというので、私も主人もそのようにしましたが、その接種会場の人も「事情はわかったけどここでは登録できない。クリスマス休暇が終わった頃にまた119に電話してみて」と勧められました。
年明けに電話した時、自分自身が新型コロナに感染した直後だったのですが、「感染した後28日間は予約が取れないので、２月に入ってからまた電話で予約して」と。
前置きが大変長くなりましたが、すったもんだの末ようやく最近になって会場(うちの場合はRoyal Free Hospital )の予約が取れて、日本のワクチン接種証明を英国のワクチンパスポート(COVID PASS)として認めてもらう手続きが完了しました。
何だかすごく大変だったんですが世の中は日に日にアフターコロナの雰囲気です。
