ハイドパークのリスたち

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6年ぶりのロンドンで気づいた変化について書いておこうと思います。それはHyde ParkとKensington Gardensに住むリスのこと。

以前は人間が近づくと逃げて木に登る光景が普通でした。

少なくとも我が家の近くに住むリスたちは、みんな人間を警戒していて今でもそんな感じです。

ところが今回驚くべきことに、ハイドパーク内と隣のケンジントンガーデンで出会ったリスたち(複数のリス)は、携帯カメラを向けると近づいてきて、可愛いポーズをとってアピール。さらに少しずつ近づいてきて、様子を伺いながら食べ物をねだってきました。

私たちの半径1メートルどころか、もう足元まで来た時には逆に危険を感じて、こちらから退散しました。

※噛まれたり病原菌をうつされたりするようなのでリスに触らないようにと言われています。

 

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絵に描いたような可愛い立ち上がるポーズを何度も何度も。手のあたりが微妙に震えていて、頑張って立って見せている感じです。

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必死にこのポーズをしに見せてくるリスちゃん。エサをあげたくなる気持ちをグッとこらえます。野生の動物にエサを与えないように注意喚起の看板がありますが、生態系を無視してエサをあげてしまう知識のない人が沢山いるから、こんな風に人懐っこいリスばかりが生き残って、どんどんエスカレートしてしまったんだと思います。切ない話です。

 

今回たまたまかもしれませんが、すぐ近くのグリーンパークにいるリスたちは違って、私達が近くに歩いていくと木の上に逃げていきました。

ハイドパークからグリーンパークに渡るためには夜中でも車通りのはげしい大きな道を渡る必要があるのでリスが渡るのは命がけ。ほぼ不可能なのに加えて、こちらの公園内にはカフェがないのでギリギリのところである意味守られているのかもしれません。