金曜日はお魚の日。カトリックで定められた習わしが英国国教会のイギリスでも定着していて、子どもたちの学校の給食も金曜日は毎週フィッシュ&チップスです。
専門店に行くと色々な種類の白身魚が選べる店もありますが基本はカリカリに衣をつけて揚げたタラとポテト。衣にはイギリスのエールビールが入っているのが特徴です。私は大好きだけど日本人的には毎週続くと飽きるよね。しかも学校の給食だと提供されるまでに時間がたっていてカリカリではなく→シナシナ、衣サクッではなく→油ギトッ、なのだそうです。
物心ついた時から毎週金曜日はフィッシュ&チップス、毎週日曜日はサンデーローストを食べていらっしゃる方々とはどうやら胃袋が違うようなので、娘は味噌汁とおにぎりを持って学校へ行っています。息子は週に一度だし友達もみんな食べているから我慢しているみたい。
そんな子どもたちの話を聞いていると夕飯をフィッシュ&チップスにするのがかわいそうで我慢していました。でも毎日のように目に入ってくるフィッシュ&チップスの文字。(日本でラーメン屋を見かけるぐらいの頻度でフィッシュ&チップス屋さんを見かけます。)たまには私も食べたい。
ということで、ある日の夕飯、スープを作るのに1時間(かなり手間をかけて作ったスープ)、サラダに30分(これもレシピを見ながら初めて作った)という、やたらスープとサラダに時間がかかってしまった日、メインのおかずがなくてフィッシュ&チップス屋を頼ることにしました。初めて行ってみたお店だったのでドキドキ。お店の名前はSeventeen Fish Barです。電話で注文して10〜15分後に取りに行くと熱々のフィッシュが揚げ終わってました。長さ30cm以上？箱にギリギリ収めてくれる時にせっかくの衣が少し削れちゃって、蓋が閉まらない。潰さないでって定員さんにお願いして、そっと車の助手席に乗せて持ち帰りました。家に帰って定規で計ってみたらやっぱり30cm！ポテトもすごい量。これ本当は一人前なんですが、大きめなの分かっていたので注文２つにしておいて正解でした。
〜食べ始めの感想〜
衣がサクサクで中の白身魚がふわっとやわらかくて、とってもおいしい！レモンをたっぷりかけてポテトも熱々のうちにどんどん口に放り込みたくなります。最高！
〜食後の感想〜
しばらくフィッシュ&チップスはいいや。(食べ放題で食べ過ぎた時と同じ気分)
