昨日は子供たちにお留守番してもらい、夫婦でノッティングヒルにあるお宅にお邪魔しました。
7人でワインを片手に楽しくおしゃべりしていたら、あっという間に時間が経っていて、気がつけば終電を逃していて慌てました。
最寄り駅ではまだ動いている電車があったので少し乗ったものの、自分たちが帰るための路線は乗り換え口にシャッターが降りて入れなくなっていました。
この時点で時刻はもうすぐ午前1時。
地上に出てもタクシーがなかなか見つからなかったので、ナイトバスに乗ることにしました。
ロンドンバスは路線によっては24時間運行していて、それ以外に主要な道路を夜間限定のナイトバス(Night Bus)が走ります。
どんなものなのか興味もあって、乗る人なんて少ないだろうと思っていたら、満席で席に座れず立っている乗客もいるぐらいでした。
ゆっくりゆっくり停車していき、少しずつ都心から離れるにつれて乗客も減っていきます。
乗客はほぼ若者ばかりでした。
当たり前ですが、路線バスなので電車よりもだいぶ時間がかかってしまって、夫は隣でウトウト。実は私はトイレに行きたくて我慢していたので、寝ている場合じゃない感じでした。
1時間ほどかかってようやく家の近くまで来たので停車ボタンを押してしまったら、一つ手前の停留所!
あー、よりによって、こんな非常事態に失敗。
一つ手前でも大した距離の違いではないので降りましたが、そこからまた15分ぐらい歩くんです。
歩くたびに振動が伝わって、漏れそうになる。
でも歩みを進めなくては家に帰れない。
そんな葛藤を繰り返しながらようやく家に辿り着き、無事に用を足すことができました。
本当にギリギリセーフでした!
ロンドンの思い出の1ページに今日のことが刻まれることは間違いありません。