娘がお友達と公民館で自習することが多くなり、
自転車で10分ほどの公民館まで一人で行かせようとするのだけど、
甘えて「道がわからない」などと言って、一緒に公民館まで来てほしいとおねだりしてきた。
今日はたまたま夫もお休みなので、じゃあ3人で自転車で行こうかということになり
走り出したらすぐ、
「タイヤの空気が抜けているな。」
と夫が気がつく。
夫は若い頃、自転車で日本全国をまわった経験があり、最近も暇を見つけてはサイクリングをしているので、
空気を入れたりメンテナンスしたりするのは慣れているし、自転車の不調には敏感。
あっという間に空気を入れ終わって出発。
今度は、赤信号で止まったときに
「背が伸びたのに、サドルの高さが合っていない。」
と、信号が青に変わるまでのほんの数十秒でサドルの高さを調整。
走り出してみたら、娘が
「すごく走りやすくなった。」
とスイスイこぐようになった。
私はただ頑張れーと声をかけるばかりだったけど、こうやって自転車がスムーズにこげるようになると
自然と気分良く頑張れるようになるんだな。って知った。
夫だけだと、女の子の気持ちがわかってあげられなかったり、
基本的な生活面は私が子供たちのことを担当する場面が多いのだけど、
こういう自転車のことや、歴史のこと、力の必要なときなど
私の苦手な面は夫がその穴を埋めてくれることが多い。
いろんな場面で、私と夫はこうして補い合ってる。
きっと、ふたりで一人前なところが、ちょうどいいんだな。