今年は結婚20年という節目の年なので、どこか食事でも行こうかと計画していた話が発展して、なんと夫婦二人だけでパリに来てしまいました。
子どもたちを家に残して外泊するのは初めて。ここには祖父母も親戚もいないので不安だったのですが、最近同じ年齢の子どもを持つ友人たちが夫婦だけでよく出かけたり旅行へ行ったりしていて背中を押されました。考えてみたら徒歩1分圏内の近所に助けてくれる人たちが６軒、徒歩20分圏内なら17軒、もっと範囲を広げたらもっと。背中を押してくれた友人たち以外にも困った時に助けてくれそうなご近所さん&友人が沢山いることに気がつきました。それに上の子はもうすぐ18歳の成人ですから社会的にもほぼ大人ということで、金曜日の夜に出発して日曜日の昼まで、2泊3日で旅行してきました。
新幹線のような特急ユーロスターでパリまで行くのですが、乗車時間は２時間１０〜３０分。だいたい東京から京都か大阪まで行くような感覚であっという間に着いてしまいます。
美食の国フランスへ行くって考えただけでワクワク。ちなみに出発直前のSt Pancras駅で食べた(食べようとした)食事は笑っちゃうぐらいザ・イギリスな内容のものばかりでした。サンドウィッチ、ポテトチップス、チェダーチーズ、スコッチエッグ、、、。
フランスとの時差は１時間です。ユーロスター到着駅の北駅からホテル(Normandy Le Chantier)までは地下鉄で移動しました。事前に下調べしておいたおかげでスムーズに切符を買ったり乗り換えしたり。地下鉄は特にスリが怖いと言われますが、ロンドンも十分スリは多いのでほとんど変わらない気がしました。（幸い、この旅行中一度も盗まれたり危ない思いをすることはありませんでした。）
雨が降っていて一瞬ちょっと残念と思いましたが、街並みを写真に撮ってみると雨に濡れた石畳に赤や青や黄色の光が反射して、まるで絵画の中の世界みたい。
旅行中も子どもたちのことをついつい考えてしまうけど、限られた時間を思う存分楽しもうと思います。
