Pi Day

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日本ではホワイトデーの3月14日ですが、イギリスでは違います。3.14と言えば、数学の、、、?そうです。円周率のπ(パイ)の日ということで、ダジャレみたいにPi Day(パイデー)と呼ばれています。

昨年は娘の学年が円周率にちなんだプレゼンテーション資料を作って、学校の最高学年(17〜18歳)のお姉さんお兄さんの前で発表するという非常に緊張するイベントが行われたと言っていましたが、今年は家庭科(Food Tech)の先生がパイを作ろう!って粋な計らいをしてくれたみたいで、ミートパイとアップルパイを作って家に持ち帰ってきてくれました。

ミートパイは時間の関係で先生がほとんど用意してくださったようですが、アップルパイはパイ生地から自分で作って焼いたそうです。これまでにも家庭科でイギリス料理・イタリア料理・タイ料理・デザート系など色々な調理実習を経験させてもらえています。月に一度は何か作って、そして持って帰ってきてくれたり休み時間に途中で食べたり。調理実習は実践でどんどん色々な料理に挑戦してくれます。料理なんて習わなくたって動画配信などで簡単に作れそうなイメージの方も多いと思いますが、実際に目の前で習って作った経験があるのとないのでは大きな違いがあって、一度やったことがある作業だと次に自分で作ろうと思った時のハードルが低くなるし、やればやるほど慣れて効率よく動けるようになるもの。

色々な考え方があると思いますが、教育現場であれもこれも児童生徒に我慢させてオンラインにするのはいかがなものかと思っていたところ、イギリスに来てみたらコロナ収束を待たずに調理実習も修学旅行も発表会もやるし、若い世代の教育機会を奪わない姿勢が強くて、その点は親として正直ありがたいと思っています。