ストックホルムで過ごす最終日。飛行機は午後なので午前中だけ自由時間です。
やはり2日目に転んだ娘の足が治らなくて痛そうに歩くので、あまり遠くへ行かずに、でも最後まで思いきり楽しもう!というのが今日のテーマです。
まずはホテルから歩いてすぐのRoyal Palaceへ行きました。イースター祭当日だったので衛兵交代はありませんでしたが、チケット売り場で並ぶこともなく空いています。きっとコロナ前は行列ができていたんだろうな。
今回、旅行前に読んだ記事には前日までにチケットを予約しておいた方がいい、並ばないようにストックホルムパスを購入すべき、などと書かれていて心配していましたが、着いてみるとどこの観光名所も空いていて並ぶことはありませんでした。まだ国内旅行客が大半を占めている雰囲気なので周りを見回すと北欧系の白人さん達ばかり。私たちのようなアジア人がとっても少なめ。探しても滅多にいない。目立つ。だからこそ、なるべくニコニコして言動に注意しなきゃって思います。これは今住んでいるイギリスにおいても同じことですが、私たちは外国人。日本代表。私たちの行いひとつで「日本人って優しい」って思われるか「日本人って嫌な感じ」と思われるか印象が変わってしまうところがあります。大袈裟かもしれないけど、私たち日本に住んでいた時に出会った外国人、しかも珍しい国から来ている人だと、その人の言動でその国の印象に影響が少なからずありました。今、私たちはその逆の立場なんです。
さて話はストックホルムに戻って、、、
豪華な宮殿の内部、それから地下の歴史資料館的な場所も、しっかりじっくり見学できました。火災があって焼け落ちて再建された部分、火災から奇跡的に免れた部分などが映像でもわかるようになっていて、この場所がストックホルムの(こんなに繁栄している)街の最初の第一歩だったんだと考えると、感慨深いものがありました。
宮殿を出たら日差しが眩しく日陰は涼しい心地よい空気。まだあと何日かここにいたい、って後ろ髪を引かれる思いでガムラスタンの街を最後にもう一度堪能しておくことにしました。
何度も歩いた道もあれば、初めて通る道も。
観光客のいない静かな場所も発見。どこに行ってもきれいで、治安が良くて怖くないから安心して歩けます。子供達も全員スマホを持っていて、いざとなったら電話もインターネットも使えるから迷子になってオロオロすることもないのが、さらに安心感。
どこを撮っても絵になるガムラスタン。本当に最終日までずっと青空でした。
鉄製の看板が魔女の宅急便っぽい。
空港までは事前に定額料金のタクシーを頼んでおいたので、ホテルから空港まで一気に連れて行ってもらえてリラックス。空港は混雑していて検査の行列がギュウギュウ。それなのにマスクの人は少なくて、やはり日本との違いがすごいです。もうコロナって何だっけ?状態。イギリスに戻ったら、ストックホルムよりマスクの人が多めでした。それでも半分以下ですけどね。
ヒースロー空港でホッとする私たち。帰ってきたよ。あー楽しかったね。娘は明日から学校。息子はあと1週間お休みです。