自由気ままなストックホルム４日間のうち唯一事前に予約していたのが、この日の自転車ツアーです。朝10時集合なので早めに、って思っていたのに予定していたバスに乗れず、その後も30分以上バスが来なくてヤキモキしましたが、ギリギリ10時に間に合いました。
ちなみにストックホルムではロンドンと同じ要領で、電車の改札口やバスの乗車時にピッとクレジットカードをかざすだけで決済されて乗車できるので、乗車券やICカードを別途購入する必要はありません。
自転車ツアーのガイドさんはオランダ人（なるほど自転車といえばオランダ！）で最初から最後まで英語で説明してくれました。
参加者は私たち家族の他にイギリス人のおばさま２人で、一番前をガイドさんが走って一番後ろにスタッフが走るかたちで合計８人でゆっくりと観光名所を巡りながら自転車を走らせていきます。ストックホルムは自転車レーンが歩行者とも自動車とも別で用意されており、ほぼ平坦なので走りやすくて快適でした。徒歩だと数倍も時間がかかるのに自転車だとあっという間にスーッと目的地まで移動できます。それに天気が良くて心地よい風を感じながらの３時間のサイクリング。ガイドさんの説明もわかりやすくて景色も最高でした。始まる前は３時間って長い！って思いましたが実際ツアーが終わる頃になると「もっと長くてもいい！」と思ってしまいました。
帰りの飛行機で子供達２人に「今回の旅行で何が一番楽しかった？」と聞くと迷わずこの自転車ツアーという答えが返ってきました。身体の大きさも英語力も自転車の運転スキルも、ちょうどこのツアーに参加できる条件が揃っていたからこそ実現。もう一つ欲を言えば電動スクーターでの移動も挑戦してみたかったなぁ。電動スクーターは娘の年齢だとヘルメットの装着が必須で、でもヘルメットを貸してくれるところが見つからず断念しました。
３日目の午後は博物館を二ヶ所。沈没船のVASAミュージアムとバイキングの歴史がわかるミュージアムです。
VASAミュージアムのレストランで念願の小エビの乗ったサンドイッチを見つけることができました。レモンを搾ってフォークとナイフでいただきます。サンドイッチと言ってもパンの上にこんなに山盛りなんで、サンドすることはもやは不可能。パンが香ばしくてちょっと予想外に甘くて、一緒に食べると全体に調和している感じでした。
バイキングミュージアムでは、ただの展示だけかと思っていたら遊園地のアトラクションのような乗り物があって、内容は、とあるバイキングの家族のストーリーを辿るというもの。いきなり奴隷６人を売りさばく場面などが出てきて、日本の歴史資料館との大きな違いを感じました。弱肉強食、かなりワイルドな世界観です。
これらのミュージアムがあるユールゴーデン島からホテルに帰るには船が一番手っ取り早い。携帯アプリのおすすめ交通移動手段に船のチョイスが提示されるあたりが、ストックホルムだなぁって思いました。
夕食はホテルに近いGRILL RUBYへ。お料理もさる事ながら、ここの店員さんがとても良くて印象的でした。
ホテルの部屋に戻ったら、トランプなどのカードゲームをして過ごして最終日の夜が終了。いよいよ明日はロンドンに戻る日です。
