宿泊先にホテルガムラスタンを選んだ理由の一つが朝食に関する評価。朝食の満足度が高いって、旅行中の大事な要素の一つだと思っています。
ここの朝食は一つ一つ身体に良いものを種類豊富に丁寧に、という表現がぴったり。白くて明るい洞窟の中で食べる雰囲気も好き。スウェーデンならではのミートボールや質の良いスモークサーモン、夫はニシンの酢漬けが一番気に入って、娘はデザート各種、息子は手作りキッシュやスムージーなどが気に入ったみたいです。
おかげで毎朝、満腹スタートだったのでランチは軽くてOKな感じでした。旅行2日目は何も時間の制約がなく自由そのものだったので、いくつかのテーマで行動してみました。
テーマ①船に乗ってみよう
ガムラスタンから路線バスならぬ路線フェリーに乗ると、ユールゴーデン島へ連れて行ってくれます。ユールゴーデン(Djurgarden)とは動物の島という意味。ミュージアムや遊園地のある島で、住人はほぼアーティストのみ、だそうです。
テーマ②歴史を学ぼう!
船から降りたらSKANSEN(歴史体験型ミュージアム)に入場して、その園内でのんびり過ごしました。そこは日本で言う日光江戸村や郷土博物館?昔の民族衣装を来たキャストがそれぞれの場所でそれぞれの職業になりきって実演してくれます。
かなり広いので2時間くらいあっという間です。その中のレストランでスウェーデン料理のミートボールを食べました。
写真にあるように、ミートボールにクリーミーソースがかかっていて、付け合わせにマッシュポテトと胡瓜のピクルスとリンゴンベリーが添えてあるのが一般的なようです。リンゴンベリーは赤い小さな実で、甘酸っぱく煮てあります。
テーマ③トラムに乗ってみよう!
息子がストックホルムでやりたい事として挙げていたのがトラム(路面電車)です。チケットの買い方で少々戸惑いましたが、無事に乗れて景色を見ながらストックホルム中央駅のあたりまで戻ってきました。
ここでアクシデントが。娘が横断歩道で転んで膝を擦りむいてしまったんです!レギンスに大きく穴が開き、血が滲んできました。すぐ近くのデパートAhlens Cityで大きな絆創膏と履き替え用の新しいレギンスに履き替えて再出発です。ここからは少しペースを落としてゆっくりに。
テーマ④住宅地ってどうなの?
昔ロンドンで知り合った友人が横移動でストックホルムに住んでいた時にKungsholmenに住んでいたと聞いて、その辺りの住宅地に潜入してみたくなりました。治安の良いストックホルムだから出来ることでもありますが、地図を見て、とりあえず栄えていそうなFridhemsplan駅に降りてみました。
同じような高さのマンションが連なっていて、淡い壁の色がそれぞれ微妙に違って可愛いです。丸い丘のある公園でのんびり。こういう旅が我々夫婦は昔から好きだったりします。
テーマ⑤地下鉄アート!
ストックホルムで地下に何かを造るためには硬い岩盤を削る必要があったようです。地下鉄の駅はまるで洞窟の中のよう。そこに芸術家達がそれぞれ担当の地下鉄の駅にアートを施していて、中でも日本人アーティストによるSolna strand駅は青空と雲が印象的な作品でした。
先ほどのFriedhemaplanにも控えめながら緑色をベースに絵の具の原色を散らばしたようなアートが。
個人的に気に入ったのはT-Centralen駅(ストックホルム中央駅)の10番路線の駅です。
テーマ⑥Fika(コーヒーを飲みながら甘いものを食べること)
スウェーデンの文化に根付いている習慣と言えばFikaなのだそうで、どこを歩いていても目に飛び込んでくる単語がFika!日本人だと「お茶しよ!」といった感じでしょうか。朝も昼もたくさん食べたから夕食の時間になってもあまりお腹が空いていなくてカフェに入りました。
VETE KATTEN。評判通りサンドイッチも甘いパンもおいしくて、コーヒーは飲み放題。スウェーデン滞在中何度かコーヒーを注文しましたが、どのお店もコーヒーとミルクがレジの外側に置いてあって何度でも飲み放題です。Veganや乳製品アレルギーにも対応して牛乳以外の代替ミルクも、ほぼ必ず置いてありました。
私は普段コーヒーを大量に飲めない体質なんですが、スウェーデンのコーヒーってあっさりしていて飲みやすくて、おかわりしても平気でした。
〜番外編〜
無印良品とユニクロの店舗を見つけました。日本製品が受け入れられているのを知ると、とっても嬉しくなります。