Ealing Broadway散策。Pitzhanger manorなど

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日本人が多く住む地域の一つであるEaling Broadway。友人が住んでいるので案内してもらいました。昨年、地下鉄エリザベス線の開通でますます便利になり、さらにバスのルート(Super Loop)も間もなく開通されるという、ロンドン中心部にもヒースロー空港にもアクセスしやすい、うらやましいぐらい便利な駅。

日本のケーキ屋さんWA Cafeがあることで以前から有名でしたが、今はうどんの杵屋、ラーメンの金田家など日系のお店もいっぱいでうらやましさ倍増。活気に溢れる町です。

とりあえず本日の目的地の一つであるPitzhanger Manor and Gardensへやって来ました。残念ながらエキシビジョンの準備中(軽く工事中のような感じ)で一部の部屋が立ち入り禁止になっていましたが、その分だけ入場料を割引してもらえました。

ここは建築家ジョン・ソーン卿の元邸宅として有名で、実際に見学してみると、外観も内装もこだわりが随所に散りばめられているのがはっきりと分かります。建築家ジョン・ソーン卿と言えばHolbornにあるSir John Soane's Museumに何度か訪れたことがあり、彼の生い立ち、家族構成、建築デザインのスタイルなどを事前に学んでいたことが役に立ちました。例えば“あ、これはSir John Soane's museumで見たあの効果的に鏡を使った手法と同じだ!”とか、窓や階段の手すりやドアや天窓など、あらかじめ得ていた知識が再確認された感じ。さらにダイニングルームKenwood houseの天井と同じスタイルだなと思ったら、同じ建築家兼インテリアデザイナーのロバートアダムのものだったり、知識が溜まっていくと、それに関連した知識がさらに溜まって理解が深まるということが実感できて嬉しくなりました。

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一部屋ずつゆっくり楽しんだ後は、ガーデンの方へ。Walpole parkという名の広い公園になっているので、住民の憩いの場になっていました。写真を撮り忘れましたが、公園側から見たPitzhanger Manorがこれまた素敵で!こんな邸宅があったらお客さん沢山呼んで自慢したくなっちゃうよね、とジョン・ソーン卿の気持ちを勝手に想像しながら歩くのもまた楽しいです。

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ランチはOsteria Del Porticoでイタリア料理を堪能。ランチコースがお得で量もたっぷり。私は前菜に鶏レバーの赤ワイン煮、メインを鶏肉という鶏シリーズで攻めてみました。両方ともおいしかったです。

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腹ごなしにショッピングした後、今度はコーヒーの美味しいカフェArtisan Ealingへ。

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店内がおしゃれで芸術的ですが、飾りすぎていない自然体な雰囲気のおかげで、なぜかとても落ち着きます。たまたま座った席は、大きな壁の穴を額縁で飾ってアート作品にしちゃうという斬新さ。見事です。

イーリング・ブロードウェイ(略してイーブロ)まだまだ制覇できていないので、また機会を見つけて再訪したいと思います。