人工雪だけど

 

この冬、日本では雪が多いとニュースの情報が入ってきていますが、こちらロンドンはぜーんぜん雪が降る気配がありません。

子どもたちが残念がっているので、人工雪の屋内スキー場に連れて行ってあげることにしました。

Hemel HempsteadにあるThe Snow Centre。

車で30分ぐらいで到着。そんなに遠くないです。

私は10年ぐらい前に友達と行ったことがあり、当時、平日昼間はとても空いていて予約も不要だったのですが、今は何でも予約してからじゃないと難しい時代。それでも3日ほど前の予約でいい時間のパスが取れました。

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ヘルメット(必須)とスキー板、ストック、スキー靴はリフト代に含まれていて、それ以外のスキーウエアや手袋などの基本グッズは持っていきました。というか家から着ていきました。

でも借りることもできて上下£12(上か下だけなら£7)です。

 

リフトは日本のスキー場と違ってびっくりしますが、実はシンプルでわかりやすいシステム。ボタンリフトというタイプらしく、両足で挟んで後ろから見るとお尻に大きなボタンが付いているように見えます。足は地上に着いたまま引きずられていく面白いリフトです。

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リフトに乗ると最初から頂上(と言っても屋内なので大したことはない)に連れて行かれるのですが、2年ぶりで雰囲気や雪質も違うし、娘が滑り方を忘れてしまっていてヒヤヒヤしました。

 

我が家はリフト券だけを予約していたのですが、リフト券を購入する条件として

・自分一人でリフトに乗れること。

・頂上から自分一人で滑って降りてこられること

・左右のターンがコントロールできること

・自力で止まりたいタイミングで止まれること

が条件なのです。

 

最初の2回ほど、娘は明らかにコントロールができていなくて大胆に転んで、山の中腹でもう泣きそう。私が補助しながらくっついて下まで降りていたらスタッフに注意されました。

さらに山を登る行為もNGらしく、平らなところでちょっと練習のためによいしょよいしょと登ったらまたスタッフに注意を受けてしまい、

次回もし三度目に注意されたらもうリフト券剥奪されるかも、と言われて崖っぷち!

娘は半べそ状態ですっかり怖がってしまっていたので、一生懸命笑顔で励まして、ちょっとずつゆっくり降りてくる作戦で頑張りました。何とか一人でできた!

その後は顔も体も必死だけど、徐々にスピードにも慣れてきて、自分で滑ることができる感覚を思い出してきた様子。私の指導もまじめにちゃんと聞いて守って頑張る頑張り屋さんです。

毎回毎回ちょっとずつ上達が見られて、リフト券の2時間があっという間に感じました。

 

ちなみに夫はスノボー、息子はスキー。二人とも自分のペースで自由にガンガン滑っていました。

リフトに乗るための行列はあるけれど、上にあがってしまえばそんなに混雑した感じはなく、タイミングによっては滑っているのが2〜3人のタイミングもあって、人にぶつかる危険は感じなかったです。

いい運動になるし、旅行に来た気分。また行こうね!と約束しました。