スコットランド旅行3日目part1

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Priory Hotelでの朝食は勿論、Scottish breakfast。イングランドではEnglish breakfastがどこへ行っても当たり前ですがスコットランドではどこへ行ってもScottish breakfastです。English breakfastとの大きな違いはハギス(羊の内臓を羊の胃袋の中に詰めて茹でた伝統料理)とポテトスコーン(じゃがいもの入った薄いパンケーキ)かな。ハギスは他の国の人たちから評判があまり良くないのですが、何でも挑戦する私は今回も抵抗なくハギスを注文。意外に美味しいし身体に良いので旅行中は毎朝ハギスとブラックプディング(豚の血と脂にオーツ麦とスパイス類を混ぜたソーセージ)を食べていました。

さてさて、今日の一番のお楽しみはInverness2時間の自転車ツアーです。お天気が良くてガイドさんの説明も、巡るルートも最高。

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自転車で通ったInfirmary bridgeはわざと揺れるようにできている橋です。歩いてみると上下にユサユサ揺れて楽しい。

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障がいのある人が就労して社会貢献できる、さらに環境にも役立つ場を提供するBotanic Gardenにも行きました。カフェもあり地域の人の憩いの場にもなっていて、こういう取り組みって素晴らしいと思います。

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Invernessという地名はInver=口、Ness=ネス湖のネス。つまりネスの入り口という意味だそうで、「ネ」にアクセントの位置が来るみたいです。インヴァネース!ちょっと日本人的には言いにくいデース。

川はネス川ばかりと思っていたら運河もあって、運河だと流れがとてもゆったりなので鏡のようになって運河沿いの草木や空の青さを映し出してくれます。しかも最初から最後まで道ゆく人々が優しい。ツアーだと自転車10台ぐらいが通行するので道を避けてくれて、手を振ってくれたり笑顔で挨拶してくれたり、人々があったかい。しかもほとんど坂がなく安全な舗装された道なので、自転車ツアーとしては世界最高レベルの美しさ、快適さなんじゃないかと思います。

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ピンク色のFireweedも運河にくっきり映って、もう言葉になりません。

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2メートルほどの道幅で、ちょっと間違うと左側は崖で海に落っこちちゃうようなスリルのある道も通行しました。奥には時々イルカの群れが来るという場所も(今回はイルカに会えませんでしたが)。

インバネスの町の中だけと思っていたので、こんなに大自然を感じられる場所に連れて行ってもらえて感激でした。

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自転車ツアーが終わるともう日差しが暑いぐらいになってきていて、アイスやワッフルを食べて休憩しました。ワッフルにはマシュマロがどっさり!アイスは日陰で食べると身体が冷えます。やっぱり北国だなぁ。でもガイドさんの話では、40年前は冬に2メートルほど積もっていた雪が、今では数センチしか積もらないほど温暖化の影響が出ているそうです。

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さぁ、ここからは一気に街から離れて大自然の中へ突き進んでいきます。さっき自転車ツアーで見えたKessock Bridgeを渡ってIsle of Black(黒い島)へ行こうとしたら霧だ!霧の中に入ってしまって景色が一瞬真っ白に。霧を抜けたら青空!なんだか浦島太郎の玉手箱を開けた時のようです。私たち間違えて天国に来ちゃった?(part2につづく)

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