スコットランド旅行3日目part2

f:id:Bee-Jasmine:20220902044949j:imageScottish heather(ピンク色の花)

霧を抜けたらあまりの景色の良さに、間違えて天国に来ちゃったかと思った私。大丈夫、ちゃんと生きてます。

車でどんどん進むうちに携帯の電波がなくなりインターネットも使えなくなりました。この後のスカイ島でも笑っちゃうぐらい携帯が使えない状況になりがちで、俗世間から離れてネット中毒からのデトックスをしたい人にいいかもしれません。レンタカーで観光する身にとっては現在地や道がわからなくなると致命的なので、ホテルのwifiを使って事前に行きたい場所のPost code(郵便番号)を10ヶ所ぐらいメモしておいてカーナビに入力する時に使いました。(カーナビのGPSは大丈夫でした)あ、ちなみにイギリス全土はPost codeさえあれば目的地に行けるのですごく便利です。同じ通りでも少し離れるとPost codeが変わるので、本当に行きたい場所の近辺まで行けるという安心感があります。

さて話題を旅行に戻します。インバネスから橋を渡ってBlack Isle(黒い土の島)を通過してGarveという地に来ました。時折、道路沿いの見晴らしのいい場所あたりにPという駐車場マークが登場して車を停車させることができるので、適当に停まってみました。

f:id:Bee-Jasmine:20220903044519j:image f:id:Bee-Jasmine:20220903050019j:image

たまたま停車した場所(Achanalt)が電車の線路と湖との交差地点のような場所でした。私たち以外誰もいない。ため息がでるほどの美しい景色に圧倒されました。線路はあっても滅多に電車が走らないような場所です。電車の撮り鉄じゃないけど、もし電車が来てくれたらいい写真が撮れそう、なんて心のどこかで期待して、湖で石投げをして15分間ぐらいゆっくりしていました。そうしたら、さっきまで鳥のさえずりしか聞こえない静けさだったのに、線路の震える鉄の音が。

「来る!電車が来る!」

4人ともドキドキしながら携帯のカメラを構えて夢中で動画や写真を撮りました。運転手さんがこちらに手を振ってくれて、のどかな、そして優しさに満ちた幸せな時間が流れていました。

f:id:Bee-Jasmine:20220903045941j:image f:id:Bee-Jasmine:20220903050057j:image

次に車を停めたのはLoch Gowan(湖)にAllt Mhartuin(川)が合流するあたり、Achnasheenです。これまた適当に車を停めただけなのに絶景です!

f:id:Bee-Jasmine:20220903050546j:image f:id:Bee-Jasmine:20220903050611j:image

木の細い板を歩いている家族がいたので私たちも下に降りてみました。見渡す限り湿原が広がっています。

f:id:Bee-Jasmine:20220903051314j:image f:id:Bee-Jasmine:20220903051523j:image

娘がどんどん歩いていっちゃうので仕方なく歩みを進めていきますが、足を踏み外しそうで結構こわいです。でも夏だから湿原とはいえほとんど乾いているみたい。秋冬は向こうの小屋まで歩くの大変そうですね。

f:id:Bee-Jasmine:20220903051742j:image

もうさっきから景色が良すぎて、そして人が居なさすぎて国内旅行中だというのが信じられないです。都会のロンドンとの差が激しすぎる。

こんな感じでLochなんちゃら(Loch=湖)のオンパレードな道を通ってホテルBarmacaraに向かいました。

とにかく何もお店がない道を走ってきたので、当たり前だけどコンビニもファミレスもなかったのでホテルで夕食を食べることにしました。私は柔らかいラム肉!これが最高で、今回旅行中の全ての料理の中で3位以内に入る勢いです。(個人的な感想です)

f:id:Bee-Jasmine:20220903052737j:image