古き良きパブを夫婦でハシゴしてきました。一軒目は古さが半端ないYe Olde Cheshire Cheese。チャールズ・ディケンズや、サミュエル・ジョンソン(Dr. Johnson)も通ったとされるパブで、お店の扉を開けるとそこはまるで18世紀。
今でも本物の暖炉が焚かれ、地下のセラーだった部分も趣のあるテーブル席になっています。MIND THE HEADの文字がある天井部分は本当に低めの梁が頭上をかすめる高さなので要注意。お店も全体的に傾いている部分があちこちにありあす。
場所は聖ポール大聖堂の近くなので、観光客も多いですが絵になる建物も多いです。
例えば、このパブのすぐ路地裏にはDr. Johnsonの邸宅跡(現在は博物館)があって、ロンドン大火の大火事の中でも奇跡的に残ったのだとか。
Dr. Johnsonの功績として英語辞書の編纂が有名ですが、彼の愛猫ホッジの像が英語辞書の上に好物の牡蠣と一緒に乗って今も見守ってくれているようです。
次のパブはThe Blackfriars です。かつてここにあった修道院がモチーフとなっているそうで、外観も素敵だし、店内も芸術作品のよう。
家でかわいい子供たちが待っているのでビールとポテトだけで我慢しましたが、このパブFish & Chipsが美味しいみたいなので次回はお腹を空かせて夕飯の心配も必要ない時に来たいと思います。
目の前がテムズリンクのBlackfriars駅なので、地下鉄ではなく地上を走る電車でここから帰ることにしました。テムズ川の橋の上にホームがあって透明なガラスで風光明媚な景色が堪能できるので、電車を待つ時間も嫌じゃない。
さらにラッキーなことにMill Hill Broadway の駅近くのポストに期間限定と思われるPostbox toppers(郵便ポストの帽子)を見つけました。
バレンタインデーが近いからハートの飾りが付いているみたいです。かわいい。