オンラインで授業に参加していた息子が、ついに実際に登校するようになりました。
今日が初日。
初日の朝、月曜日は校内にある教会での礼拝からスタートです。
現在の仮住まい(サービスアパートメント)の一室から学校までは1時間15分ぐらいかかる見込みだったので朝6時40分に出発しました。(学校は8:20までに登校)
順調に最寄り駅に到着し、あとはバスに乗れば余裕で間に合うと思っていたけど
同じ電車に乗っていた同じ学校の大量の生徒たちも同じバスに乗ろうとしてバス停でわんさか待っていて
日本のように列に並んで待つはずもなく、Keep Distanceと書かれていても距離を取るはずもなく
密な状態のまま(マスクつけているのは私達を入れて数人だけ)
バスが来たらどどーっとバスの中へ。
群衆の塊の半分くらいのところで容赦なくドアが閉まりました。
私達は乗れなかった組。周囲からも落胆の声が漏れ、あきらめて徒歩で向かうことを選んだ子たちもいました。
私達も徒歩で行こうかと考えましたが、登り坂を25分歩くことになり、疲れる割に登校時刻にも間に合わない。
この駅に客待ちのタクシーは来ないし、Uberは昨日エラーになっていて何度試しても使えない。
次のバスを待とう。
この段階で息子は、「もう一人で行けるからお母さん帰っていいよ。」と言ってきたけれど
どうしても心配なので、少し離れたところから見守るということにして、学校の校門までは着いて行くことにしました。
そして事前に遅れそうだということを学校に連絡。あらかじめ担任の先生が待ち構えていてくれていたけど、間に合わない場合は月曜朝の礼拝は参加しなくてもいいので
その後の授業までに間に合うように着いたら事務室で待っていてね。という返事が返ってきてホッ。
次のバスが来たのはそれから15分後で、またどどーっとバスの中へ。
今度こそ!と私達も遠慮せずにバスに乗り込み、目的地のバス停に着いたけれど
満杯のロンドンバス(二階建て)、降りるのさえも時間がかかりました。
そのバス停からまた10分ほど歩くので、2人で小走りで学校へ向かっていたところ
数学の先生が私たちに気づいて声をかけてくださって、幸いにも息子のことをわかっている先生だったので、そこからはお任せすることができました。
ここまでで所要時間1時間50分。
帰りは一人で帰って来れるからお母さん来なくていいって。
本当に大丈夫かな?って心配だったけど、ちゃーんと帰ってきました。
しかも話によると、地下鉄の乗った電車、途中で「行き先を変更します」のアナウンスが流れて
そもそも自分にとって都合の良いほうに変更してくれることだったのでラッキー!だったみたい。
地下鉄の中は携帯電話の電波がなく圏外。
(ちなみに乗っている電車の急な行き先変更は、ロンドン地下鉄あるあるです)
乗り換えも複雑なのに、息子よく頑張った!
夕方は美しい夕焼けが見えました。