夕焼けにひっそりとクロッカス、そして虹。

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今年もクロッカスの季節がやってきました。パラパラと弱いお天気雨の中で撮影したので、夕焼けの淡い暖色系の空気の中で雨露に濡れたクロッカスがひっそりと、でも凛とした表情で咲いているところを捉えることができました。

いつもこの場所には3種類のクロッカスが咲きます。黄色と薄紫色と濃い紫色。春の訪れを無言で優しく知らせてくれます。背の高さがとても低いので、そっと近寄ってしゃがんで、ボヤけないように焦点を合わせてようやく撮れます。

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日差しがあるのに雨が降っている、、、ということは、、、自称「虹ハンター」として虹探し開始!数秒後、虹発見!

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こんな日は空をずっと見ていたい。でも早く夕飯作らなきゃね。

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あたりまえすぎて忘れていた常識

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イギリスで納豆を買うときは、冷凍コーナーです。油揚げも迷わず冷凍コーナー。おでんの具も、餃子の皮も冷凍コーナー。あたりまえすぎて忘れていた常識ですが、私は一度日本に帰って記憶から消してしまっていたので、二度目にイギリスでの生活が始まった時に"そうだった!"と思い出して一人スーパーでうなずく怪しい人になりました。

初めてこちらに来た時は、そもそも納豆が冷凍の状態でしか売っていないので驚きました。解凍できていないのにタレをかけてしまった時の後悔、、、。早く解凍させたくて電子レンジにかけた経験も一度や二度ではありません。最近は常に冷蔵庫(解凍済み)と冷凍庫(備蓄)に両方納豆が存在しているように気をつけて常備しています。海外で納豆が手に入るだけ有り難いですね。

2人分生きる帰国子女の日常

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この記事を読んでくださっているのは日本やイギリス、はたまた別の国にいらっしゃる方かもしれないので、帰国子女という言葉でひと言でまとめてしまうのは語弊があると思います。ですので、あくまでも個人的な意見として軽く読んで流していただけたら幸いです。

まだまだ帰国子女というだけで羨ましがられたり、英語圏にいれば簡単に英語ができるようになるんだと勘違いされる方も多いようなので、我が家の子どもたちの実例をもとに少し日常をご紹介したいと思います。

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まず英語圏で生活する帰国子女が日本から来てすぐ簡単に英語ができるようになるというのは、Noです!絶対にNoです!

遊びながら自然に身につく年齢はせいぜい小学校低学年まで。それ以降は多かれ少なかれ、とても苦労して苦労して何度も崖っぷちに立たされて、必死に努力した結果。努力しても何度も壁にぶつかって強くなって、それでもネイティブと対等になるにはまだまだ努力し続けなければいけなくて、、、つまり英語がさほど身につかずに帰国していった子どもたちもたくさんいます。その子たちが日本で"英語ができる人"として活躍しているとしたら、帰国後の努力だと私は断言します。

次に、海外にいる間の過ごし方はどんな感じなのか?と、もし質問されたら、例えば現地校に通う我が子を客観的に見ていて一言で表すと、

「2人分の勉強をしてる。」

いま娘は日本の高校受験を念頭に、現地校に通いながら日本の塾に週2回放課後通う生活をして、月一回定期試験を受けたり資格取得の勉強をしたりという生活をしています。日本の塾は週約6時間。宿題の時間を合わせると週12時間ぐらい日本語の学習に充てています。

たとえば数学なんて同じと思うかもしれません。ところが、現地校の進度は日本の進度と一致していないどころかアプローチの仕方、問題の答え方など全く別モノなので、現地校は現地校。日本の勉強は日本用。塾では日本のカリキュラム1週間分を二日間で行うので、あとは宿題として家で(主に週末に)行って補うような感じです。これは◯年前に中学受験をした息子の時も同じ感覚だったのですが、現地校のテストや宿題と、日本の塾のテストや宿題と両方に追われる日々はまるで、2人分生きてるような感じでした。

我が子達は、どちらも完璧にこなすような天才ではないので、英語優位になって現地校の成績が上がると日本の勉強が疎かになって、日本の勉強を重視すると現地校が疎かになって、それはそれはバランスが取れなくて苦労します。

それなのに帰国子女受験ではどちらの能力も求めてくる(学校の成績もかなり評価される)のに加え、何か現地でしか経験できない特別なことを自己アピールとして書類選考で求めてくるので、学業だけではないスポーツ、芸術、音楽、課外活動も充実させろと、、、ぜーぜー(息切れ)。

そんな感じです。

要するに帰国子女、楽じゃないし、めちゃくちゃ大変!自分が学生の頃は、知らずに勝手に帰国子女のことを羨ましがってました。ごめんね。

マグパイ

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うちの庭によく来る鳥の第一位はハト。第二位がマグパイ(Magpie)かな、と思います。黒と白に少しだけきれいな青い模様があって私は好き。でもカラスの仲間だとかキリスト教では悪い意味だとか様々な理由で現地の人によってはあまり好んでいない人がいるみたい。

特徴的なマグパイの鳴き声も聞いたら分かるようになりました。最近はお腹に卵を抱えている妊婦マグパイを見かけることも多くて、写真を撮りたいとずっと思っていました。警戒心が強いのでドアを開けるとすぐ逃げちゃうからガラス越しに、ようやく撮れました。

ところで、ある日突然、庭に変な穴が開いていることに気がつきました。お隣さんの庭と行き来できる通行口のような穴。誰が開けたの???

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もしかして憧れのHedgehog(ハリネズミ)かなー?って、野生のハリネズミいつか見たいと楽しみにしている私は胸を躍らせていたのですが、こちらに長く住む人に(約10人に)聞いてみたところ、恐らくキツネだろうと。ざーんねーん!

 

恵方巻き&書道

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2月3日、節分。

昨年と同じ日本人のお友達を呼んでの節分イベントを開催しました。今年は恵方巻き作りの前にカマンベールのパイも焼きました。(子どもたちのクッキング)恵方巻きだけじゃ物足りない10代の若者たち!食べる量が約二人前です。

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ドリンクも、まだアルコールは早いけどノンアルコールのGinを使ったカクテルを作れるように用意してみました。ライムやオレンジの輪切り、ミントの葉を浮かべたりすると綺麗です。ちなみに節分用の大豆は高級品なので投げずに食べるだけ。

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日本文化を感じられる日にしたいと思ったので久しぶりに書道をやることにしました。それぞれ自分の好きな言葉を自由に書くスタイルで行いました。スマホにお手本を表示させるなんて昔じゃ考えられなかったな。

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日本から持ってきた書道セットが少なくて全員一度に書けないので、誰かが書いている間、待っている間にバイオリン弾いたりギター弾いたりピアノ弾いたりアコーディオン弾いたり歌ったり縄跳びしたり、、、訳わからないことになってました!賑やかな書道の空間!これも海外ならではの時間です。とっても楽しい節分になりました。

 

 

道路を渡る野生のキツネ

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まだ1月ですが、最近少し暖かい日が多くなってきています。最高気温12度とか13度なので、まだ寒いですが、森の動植物はいそいそと春に向けて支度を始めている様子。

昔から肌感覚で思っていたことですが、日本の関東とロンドンを比べた時に早めに春が来るのはロンドン(1月下旬)、早めに夏が来るのもロンドン(6月)、早めに秋が来るのもロンドン(8月)、そして早めに冬が来るのもロンドン(11月)のような気がしています。

今日は道路を2匹のキツネが渡っていきました。写真が間に合わなくて1匹しか撮れませんでしたが、車が来ないタイミングを見計らってササっと渡る様子にドキドキしました。

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車に轢かれないように気をつけてね!って声をかけたくなる。実際、夜間に道路を横切ろうとしたキツネが車に轢かれていた現場に今まで4回も遭遇したことがあります。人間が増え過ぎたせいで森は減っていく一方だし、悲しくて、申し訳ない気持ちになります。ここMill Hillも10年ほど前には広い森だった場所が近年のHousing Crisis(住宅が足りていない危機的状況)解消のためか再開発が進んで、住宅街になってしまいました。だから元気に生きている野生動物を見ると応援したくなる。

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応援して、私も元気をもらって、今日も一日頑張ろう!

 

バンダイナムコCross Store

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2023年夏にオープンしたバンダイナムコCross Storeへ行ってみました。若者の街Camden Townの賑やかなカムデンマーケットの中にあります。1階部分にガシャポンとゲームセンター、2階へ上がると文房具やフィギュアなどグッズを販売したりゲームの体験ができたりする場所がありました。

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2階部分は特に日本のお店っぽい明るい雰囲気で"ここ日本?"と錯覚を起こしそうになるのですが、日本人は私たちを含めてほんの一握りで他は日本のカルチャーが好きなイギリス人や観光客がいっぱいで色々な言語が飛び交っていました。

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カプセルトイのGASHAPONはトークン(コイン)に交換して楽しむことになります。特に若い人はもう現金をほとんど持ち歩かない生活をしている人が多いので小銭持ってないんですよね。見るとカードで自動販売機にタッチすると簡単にトークンが購入できるようになっていました。最初に£10と表示されていたので£10分しか選択肢がないのかと思ったら、最低2トークン=£4から購入できるみたいで残りの£6は小銭でじゃらじゃら返金されて戻ってきました。正直ちょっと分かりにくくて躊躇しちゃったけど、予定通り一回分だけ買えてよかったです。

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せっかくカムデンマーケットまで来たので周辺もウロウロしてみました。新しいお店が色々ある中で、日本のグッズを売る店が多いことが嬉しかったです。人気みたいです。

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人混みで気分が高揚していましたが気温3度の本日。体が冷えきってしまう前に食べ物で燃焼させて体をあたためよう、ということで立ち食いCalamari & Chips(イカフライとポテト)をいただきました。

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ここから運河を抜けてPrimrose Hillの方へ歩くとすっかり静けさを取り戻します。パステルカラーの家が立ち並ぶおしゃれな住宅街になりホッと落ち着きました。感想:たまには賑やかなカムデンもいいね。

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