こんなに自然に囲まれた場所で生活していると、有難いことに、季節の移り変わりだけでなくちょっとした植物の変化を感じるようになってきます。昔ロンドンに住んでいた時は毎日子ども達のことで忙しくて分刻み秒刻みスケジュール。今のような余裕がなかったのですが、子ども達が大きくなり、外に目が行くようになりました。
例えば草が伸びるときと休むとき、花が開くときと閉じるとき。雨が降った後に日光が差して優しい風が吹く瞬間などは、植物たちがほんとうに嬉しそうに見えます。
りんごの木に可愛らしいピンクの花が咲き始めました。この木は毎年ではなく2年に一度実がなるりんごの木のようで、昨年はほとんど収穫がなかったけど一昨年はそういえば結構たくさん実がついていた気がします。(美味しくはないけど)。今年は花がいっぱい咲いているのでりんごが沢山採れる年になる予感。
そして植物よりも分かりやすいのが鳥たち。わたしが庭に出るとかなりの確率で小鳥のロビンが来て話しかけてくれるようになりました。2メートル以内に来てくれるので、私も日本語でこんにちはとか必ず挨拶しています。間違いなく変な人間だと思われていることでしょう。ああ、鳥の言葉がわかったらなぁ。
そこら辺を早く掘ってミミズを出せ。と言いに来ているのかもしれないし、近くに巣があるからウチの子に手を出すんじゃないぞ。と威嚇しているのかもしれないので、言葉がわからない方が幸せかもしれませんね。