海岸沿いの調査お手伝い

f:id:Bee-Jasmine:20231028071903j:image
地理のAレベルは筆記試験の点数が80%。残りの20%は実際に現地で測量したり調査したり、それをレポートにまとめたりするNEAと呼ばれる報告書で点数化されます。

生徒によってテーマは色々ですが、息子はCoast(海岸沿い)を選んだので、9月にブライトンに行ったのはそのためだったのですが、報告書を作っている途中で写真がもっと必要だったと気づき、もう一度ブライトンへ行く羽目になってしまいました。

前日まで私は頭痛で寝込んでいたし、息子はお腹の風邪でトイレが近く、まだ完治していない。しかも翌日はACTの試験だよ、どうする。だけど、すぐにでも行かないと間に合わないというところまで追い込まれていて、そうなる前に夏休みとかもっと時間あったでしょ!と言いたい(言ってる)けど、仕方ない。行きました。

トイレが近いから、写真を撮る場所の他にトイレの場所も事前にチェックして出発です。車窓からは虹が見えて気分が上がってきました。

ブライトンは夏の賑わいが何処へやら。静かな寂れた海辺の町に変わっていました。歩いて写真を撮って、また歩いて写真を撮って、、、そうこうしているうちに雨雲が来てザーっと降って、横殴りの雨になってきたので雨宿りしました。傘をさしていたのに膝から下はすっかり濡れてしまいました。

f:id:Bee-Jasmine:20231028072014j:image f:id:Bee-Jasmine:20231028072033j:image

電車が遅れたのと雨宿りしていた分、日が暮れるまでに調査が終わらなくて焦りました。その代わりターナーの風景画のような美しい夕焼け空が広がり、来て良かったなと心から思ったり。

息子にはいつも振り回されっぱなしですが、振り回されるのが実は幸せだったりするんですよね。

写真はHove Lagoonです。海のすぐ近くですが、ここは水面が動いていないから空がくっきり映ってきれい。

f:id:Bee-Jasmine:20231028072115j:image f:id:Bee-Jasmine:20231028072124j:image

帰りのLondon Bridge Stationではパイプオルガンを弾きました。ご自由にどうぞって置いてあって右側のボタンを押してスタートします。

f:id:Bee-Jasmine:20231028072153j:image

ピアノと違って慣れてないから難しいですが、深い音が響いて、いい気分でした。