Sipsmithジン蒸溜所見学

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Sipsmithのジンの蒸溜所見学へお酒に詳しい友達と一緒に行ってきました。Sipsmith (シップスミス)は日本でも手に入る有名なブランドですが、歴史あるジンのメーカーと思いきや2009年創業という比較的新しいジン蒸留所です。良質な原料を使って品質にこだわって作られたクラフトジンの製造工場は、(勝手に)想像していた規模の5分の一ほどのサイズ。住宅街の一角にあるんです。長い距離を歩いて見学して最後に戻ってきて試飲させてもらえるのかと思っていたら、最初からバーカウンター席に座って、ずっと飲みながら説明を聞いていく形式でした。この見学ツアーはアルコールに強くないと危険かもしれません。

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最初にWelcome drink(ピンクグレープフルーツの果汁とシロップとソーダで割ったもの)から始まって、ジンの原液(アルコール度数41度)を種類ごとに一杯二杯三杯四杯と試飲させてくれるので、終わる頃には、ほろ酔いどころかしっかり出来上がってます。でもちょっとずつですよ。ちゃんと味わって一つ一つ説明してもらって、本当に興味深い内容でした。

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特に印象的だったのは苺の甘酸っぱい香りがするストロベリースマッシュ。Sipsmithがウィンブルドン選手権の公式パートナーになったことがきっかけで誕生した苺フレーバーのジンですが、実はロックダウンで開催されなかった年の苺、ウィンブルドンで本来なら大量に提供されるはずだったフレッシュな苺を使って試作品を作り、試行錯誤の末に誕生したそうです。ウィンブルドンで食べるあの苺おいしんですよ。それがジンに入っているなんて。それぞれのジンにストーリーがあって、短いながらにも歴史があって、勉強になりつつ美味しい。さらに帰りにお土産までもらって全部で£25はお得な感じさえしました。

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〜おまけ〜

見学ツアーが18:30開始だったので、実は友人と1時間前に近くのカフェMy Place Chiswick で待ち合わせして軽食を食べ、カクテル一杯飲んでました。ハッピーアワー、二杯で一杯分の値段(Happy Hour 2 for 1)だったのでつい。(言い訳)

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Chiswick は画家ホガースの出身地。近くに元邸宅→今は博物館もあり、銅像が立っていました。

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秋がもう始まりつつあるけど、幸いお天気のおかげで半袖でも大丈夫な気持ちの良い気候でした。枯れ葉がいっぱい道路脇にたまってきています。

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