私たちの大切な大好きなQueenが96歳でこの世を去りました。２日前にリズ・トラス新首相と笑顔で立って握手を交わされる写真を拝見した直後だったので、しばらく現実のものと受け止めることができませんでした。
遠い日本から来た外国人である私たちですが、生まれた時からイギリスにはエリザベス２世という女王様がいて、子供の頃に「日本の天皇陛下は男性だけどイギリスの王室は女性がトップなんだなぁ。」とおぼろげに考えた記憶があります。70年という長い期間在位されていたので、ずっとイギリスに住んでいる人でさえエリザベス女王の前の時代を知る人はかなり少ないです。そう考えると本当に大きな出来事であり、イギリス全土が悲しみに包まれているように思います。
子供たちがまだ小さかった頃、学校で国歌を歌う時は『God save the Queen』でした。今朝までそうでした。それが『God save the King』に変わります。国歌の曲のタイトルも歌詞も変わるなんて、ちょっとビックリですよね。でも今までもQueenになったりKingになったり時代と共に変わってきたのだそうです。
在位60周年のDiamond Jubileesも在位70周年(今年)のPlatinum Jubileeも、さらにこの歴史的な大きな大転換の時にも、たまたまロンドンに住んでいる私たち、とても感慨深いものを感じます。
