昔よく行った場所シリーズ。歴史的建造物のHatfield Houseです。たぶんここは6月頃がベストシーズンだと私は思っています。5〜6月だと入り口の藤の花が満開になって出迎えてくれるから。もう7月なので終わっちゃったかなと思ったら、少しだけ遅咲きの藤の花が残っていました。大雑把に言うと貴族のお家で、現在も貴族のファミリーが住んでいらっしゃいます。それなのに一般人に公開してくださるなんて太っ腹!入場料はかかりますが、とても素晴らしいので行く価値あり。例えばエリザベス1世が住んでいた建物があったりチャーチル元首相が訪れた場所でもあったり、見学しやすく整っているのもありがたい。
カフェ、雑貨屋さん、アイスクリーム屋さんがあってトイレも比較的きれいだし、芝生でくつろげる。ガーデンも素晴らしい。建物の中は豪華絢爛なダイニングから使用人たちの働いたキッチンまできちんと展示物が整っていて清潔です。まずは正面入り口の写真から。
建物の中に入るとまず、あっと驚くような大理石の床と彫刻や絵画いっぱいの壁と煌びやかな天井。
そしてLibrary(本の部屋)。昔は情報源が本だったから、いまスマホやPCで調べものをする感覚でこのLibraryに来て調べたり勉強したりしていたんだろうなぁと想像します。
窓から見える美しい庭。レンガの建物がエリザベス1世の幼少期に過ごした館だそうです。
以前ここに来ていた頃は子供たち小さかったので途中で飽きちゃって、気を紛らわせながらササッと見学していたんですが、今はたっぷり時間をかけて一部屋ずつ、しかもスタッフにお話を伺いながらじっくり鑑賞できるようになりました。次はお庭に出てガーデンの中を散策。
ほーんとうに素敵!どこを切り取っても絵になる。これだけ広い庭をきれいな状態に保つのは大変なはず。ガーデン担当のスタッフに頭が下がります。
敷地が広すぎて全貌を確認できた試しがありません。今回も建物の近くで楽しんで遠くへは行きませんでしたが、それでも十分、一日中楽しめました。ランチはカフェで食べたし最後はアイスクリームを買って食べて、芝生にシートを敷いてゴロンと横になったり草花と戯れたり。貴族のおうちにお邪魔した感覚で贅沢な時間を過ごさせてもらいました。
[オマケ]息子がなぜかハマってしまったのは麦畑みたいに広がる芝生の種を集める作業。誰にもお願いされていないのに種がポロポロとれるのが気持ちいいみたいで、ずーっと種を集めてはそこら辺に蒔いて集めては蒔いて、を繰り返していました。私も真似してやってみたら意外に楽しいです。