土砂降りの後の晴天

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7月から8月にかけてイングランドは記録的な干ばつに見舞われ、芝生が茶色く枯れていました。近所の街路樹に「水をあげてください」という自治体が作成した看板も見かけるようになっていました。

9月に入り、ようやく日常的なイギリスの気候が戻ってきたように思います。ザーッと雨が降っては短時間で止み、晴れる。今日はびっくりするほどの土砂降りになりました。娘だけがまだ夏休み中なので、長靴を履いて大きな傘を用意して、ザーザー降りの屋外へ2人で飛び出しました。娘も私もこういう気持ちいいぐらいのザーザー雨が好き。水たまりにわざわざ入ったり大声で笑ったり。雨の音が大きいから声もかき消されていく。昔から、こういう日に傘の中で歌うのが好きでした。

娘は泥を粘土の塊ように小さく固める練り土作り(本人がつけた名前)が好きで、今日も手を汚しながら小さい土の塊を作りました。ぎゅっと直方体に固めているうちにしっとりあたたかくて適度に柔らかくなってくるそうです。

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しっかり密度を上げて形を整えて雨の当たらないところに置いて、一晩たつと固い土の塊が出来ています。有名な公園や森もコレクションの横に、小さな近所の公園の土もちょこんと置いてコレクションに加えました。それぞれ色や表面のなめらかさが少しずつ違うみたいです。

1時間後にはもう晴天。そういえば公園の芝生も元の青さを取り戻してきました。毎日朝晩に水やりをしていた日々がすでに懐かしい。これから秋冬になると雨の多いしっとりとした天気が多くなります。