勇気を出して伝えること

子ども達にとって、普段から毎日会っているような仲の良い友達に引越ししてしまう事実を伝えることは簡単ではなく、

タイミングを逃し始めると、どう切り出したらいいのか分からなくなって、

そのうちに、事実を隠すために嘘を言わなきゃいけなくなってきて、

嘘のためにさらに嘘を言わなきゃいけなくなって、

それが親しい友達であればあるほど、難しいことがあります。

 

今回二人とも、担任の先生がそんな子ども達の心の内をよく理解してくれる先生で、

ついにクラスメイトに発表するという日が来ました。

事前にどのタイミングで伝えるか打ち合わせをしてくれて

みんなの前で伝える時間も設けてくれました。

 

娘の小学校は先週の金曜日。最初は「先生の方から伝えてほしい」とか、母親の私に

「ママ友で徐々に伝えてくれたらいい」などと人任せなことを言っていたけど

帰りの会でしっかり伝えることができたと話していました。

 

息子の高校のほうは、先にママつながりで伝わってしまったんだけど

だからといって自動的にクラスメイト全員に伝わる訳ではないので

今日みんなの前で簡単にスピーチの時間をつくってもらうことになりました。

携帯のメモ機能に言いたいことを書いたり消したりしながら、部屋の中をうろうろして、よーく考えていたみたい。

今朝どうでもいい話題で話しかけたら

「お母さんごめん、いま頭の中Busy(忙しい状態)なんだ。」

と言われてしまいました。

相変わらず、文章中にちょいちょい英語が混ざる。

もしスピーチが完璧にうまく伝えられたとしても、失敗したとしても、頑張って伝えようとすることが大切。全力で応援するよ!