クロアチア・ドブロブニク旅行1日目

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憧れだったクロアチアドブロブニク、夢が叶って旅行で訪れることができました。しかも私の両親も連れて6人で。

涼しいイギリスから飛行機で3時間弱の気温30度超えの人気の観光地へ。行きの飛行機は朝9時代の便だったので朝食抜きで早めに家を出発して余裕を持ってチェックイン等を済ませました。ゲートも決まり、その近くの席でのんびり。まだまだ余裕があるので各自トイレに行ったり朝ごはんを食べたり免税店をうろうろしたり自由に過ごしていたら、青ざめた表情で息子が

「お母さん!飛行機にすぐ乗り込まないといけない!アナウンスで言われてる!」

と呼びにきてくれました。散り散りになっていた家族6人が慌てて集合し、ダッシュ!私たちが搭乗口と思っていたところは番号が書いてあっただけで、そこからエスカレーターで階下へ行き通路を通ってパスポートと搭乗券の最終チェックがあり、バスに乗って飛行機まで行くことになっていたと後で気付き、本当にギリギリのところでした。息子がアナウンスを聞いていてくれていなかったら私たち、空港内にずっといたのに飛行機に乗り遅れるという間抜けな大失敗をしでかしていた可能性が!私たちの後ろにも数家族いたので最後の乗客ではなかったものの

「あんなに早く着いて待っていたのにね。」

と苦笑い。それにしても今回を含めてこれからお伝えする旅行全てにおいて、子供たちに助けられる大人たちの珍道中ばかりです。特に空港や電車のアナウンスというのは聞き取りづらいものがあり、英語と英語以外の言語が続けてアナウンスがあるので、英語の部分の空港会社名、行き先の空港名、フライト番号、その他の大切な情報(遅延や変更の情報など)を即座に聞き取ってくれる子供たちに頼りまくっています。

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ドブロブニク旧市街は城壁に囲まれていて、私たちが泊まった宿はその小さな街の中にありました。細〜い道、石畳、階段、どの景色を切り取っても絵になる本当に美しいところ。街全体が丸ごと世界遺産になっているのも納得です。

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黒猫のジジ?そう、ここは魔女の宅急便の舞台としてモデルになったとも言われていて、それは城壁の上に登ってみたり、丘の上から見える上空からの景色でよくわかります。まずは街をぐるりと囲む城壁の上を散歩してみることにしました。

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急な階段。どう考えても老人向けの観光地ではないです、、、。4月に骨折した背骨のケガがまだ治っていない父親のことを皆で最大限のサポートをしながら注意して登っていきました。

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城壁のすぐ外は切り立つ崖のある丘。その反対側は断崖絶壁の海。アドリア海の真珠と評されるこの場所。「来てよかったーー!!」と叫びたくなる景色です。

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日差しはジリジリ。蝉のような虫の鳴き声も聞こえるしホリデーに来た感じがたまらない。イギリスは今年あまり暑くならず夏服を思い切り着られる日がほとんどなかったので、こうやって「夏」を感じると心が解放される気分です。一方で、暑い日本から来た両親はまた日本に戻ったみたいな気分がしていたみたい。

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お夕飯は魚介類がおいしいと評判のレストランDundo Marojeを予め予約していました。

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魚介類だけでなくワインも肉料理もサイドメニューも何から何までおいしくて、店員さんにお話を伺ったら、ここで調理されている食材は全て地元でとれたものばかり。ワインもクロアチアのワインなのだそうです!イギリスでは味わえない絶品たち。このまま持って帰りたーい!

食後もまだ明るくて、夕焼けを待って丁度良い時間帯にロープウェイでスルジ山の山頂へ向かいました。

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杉と同じ種類だと思うのですが、尖った棒みたいな木がこの山にはたくさん生えていました。山頂にある戦争博物館(Muzej Domovinskog rata Dubrovnik)は、息子が絶対に行きたいと言っていた場所。

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この場所が1991年からの旧ユーゴスラビアからの独立戦争の際に特に戦闘が激しかった場所だと知り、展示物や写真に言葉を失いました。今は完全に美しく見える街も爆撃の被害に遭っており、修復されて今の形になっていることがわかりました。しかも、そんなに昔じゃない。1990年代のことなのでカラー映像なども残っていて、とても信じられないような気持ちです。

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外はいつの間にかすっかり暗くなり、夜景がキラキラと、、、その奥に雷?ゆっくり雨雲が近づいているのが見えて、慌ててロープウェイで下山して宿に戻りました。あと10分遅かったら大雨に濡れて帰ることになっていたかも。夜の旧市街もやわらかい光に包まれてとってもきれいで、治安もいいので安心して歩けました。

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