夜遅くまで賑やかだった旧市街のメイン通りですが朝は歩いている人もまばらで静まり返っています。朝強い息子は早朝に一人で旧市街の端から端までを散歩してきて、ゴミ収集車と猫にしか出会わなかったと言っていました。たくさん歩いた彼がおすすめスポットとして紹介してくれたのが旧市街のOld Port(直訳すると昔の港)。
この近くから船に乗ってロクルム島へ行ってみることにしました。船の上から改めて旧市街を振り返って見てみるのも何とも素敵。海が本当に穏やかで色が真っ青で磯の匂いもしないので、本当にこれ海なの？って思ってしまうほど。穏やかな地中海の、さらに奥に湾として存在するアドリア海だからこそ、こんなに波がたたず穏やかなんですね。ちなみに写真は全く加工なしでこの色です。
あっという間にロクルム島に到着。歩いてまわれる小さな島なのでゆっくり散歩しながら島の反対側の海を目指していくと名物のクジャクに何度も何度も何度も出会いました。人に慣れているので全然逃げないどころか近寄ってくるのもいました。
クジャクだけでなく野生のウサギも多いと聞いていたのですが全然出会えず、秘境とも言えそうな雰囲気の入り江に着きました。海水浴を楽しむ人たちがいて安全そうだったので、私たちも水着に着替えて入ってみることにして、両親に荷物を見ていてもらってトイレで着替えました。朝から暑かったから冷たい海水が気持ちいい！水はきれいですが苔が多くて石がゴロゴロあるので裸足やビーチサンダルではなく靴底が厚めのゴムになっている脱げにくいビーチシューズが必須な感じです。
ランチは修道院のガーデン内にあるレストランRajski Vrtでいただきました。本島から離れた島だし食材を調達するのも大変だろうと、あまり期待せず注文してみたら、どの料理もこだわりがいっぱい詰まっていておいしくておいしくて！ごめんなさい油断してました。クロアチア来てから本当に毎食おいしいものばかり。何て素晴らしい国なんだ。
午後には観光客も増えてきたので私たちは早めに船で旧市街へ戻りました。海洋博物館でドブロブニクの歴史を学びました。中世はラグーサ共和国としてヴェネツィアと同じように海洋国家として貿易で栄えた地域だったそうです。
海洋博物館の館内はエアコンがなくて外からの風に頼っていたので、歴史のお勉強の後はジェラード屋さんへ直行。暑いとアイス食べたくなるよね。地元で採れたオレンジ果汁&果肉&果皮まで使ったおいしいジェラートを食べてみんな大満足でした。(美味しかったジェラード屋さんの名前はGianniです。)
夕食は、これまた事前に調べて予約しておいたファミリー向け良心的なお値段のKopunでクロアチア料理を堪能。テラス席だったので少しずつ日が暮れて空の色や街の風景が変わっていくのも楽しめました。
夜のお散歩は、まるで絵画の中の世界にいるみたい。幻想的🎵
明日は最終日。ロンドンに戻る日ですが、夜の飛行機なので夕方までゆっくり楽しめそうです。
