宇宙のこと

小学校5~6年生向けの夏休み科学教室に申し込んでみた。

タイトルを見て、娘が一言。

「宇宙はあんまり興味ない。宇宙のことを考える前に、自分たちの地球のことを注目した方がいいって思う。」

 

これは私が以前、宇宙開発に巨額の費用を費やすなら地球環境を良くするための費用に充てるべきではないかと言ったことがあったから、もろに母親である私の意見に影響を受けてしまったのかもしれない。

責任を感じた私は、今朝の新聞記事にあった宇宙旅行が身近になるかもしれない話をしてみた。

低予算で短時間の無重力体験にVergin GalacticとBlue Originが開発を進めている具体的な内容が挿絵付きで掲載されていて、今はまだ2000万円~という、とても気軽に支払える値段ではないけれど、近い将来に数百万円台に下がるかもしれないと説明すると、娘も

「じゃあ科学教室、行ってみようかな。」

って少しやる気になってくれた。

以前の海外旅行は特別な人しか行くことができなかった。それが今では庶民でも行けるようになったのだから、

子供たちが大人になる頃は庶民が気軽に無重力空間まで飛ぶ世の中になるのかもしれない。いや、きっと、あっという間にそういう世の中が現実になるんだろうな。