昨日に引き続き、危険なほど気温が高くなるアラートが出された火曜日。娘は昨日学校をお休みしてる子が多かったから私も休みたいと言い出しました。
母「それはダメでしょう。」
娘「だって先生も休んでるぐらいだよ。」
母「日本の夏、知ってるでしょ。もっと暑かったでしょ。身体ができてない人と私達みたいに身体が暑さに慣れている人で汗腺が違うから。」
娘「それってズルい。」
母「家にはクーラーないけど学校にはクーラーがあるんだから学校の方がむしろ安全だよ。車で送り迎えもしてあげるし。」
そう説得して学校に行かせました。でも授業は２日間ともほとんど映画を観たり自習だったりで授業は進まなかったみたいです。出席率は、、、昨日より少ない！30人クラス中10人しか来なかったそうです。暑いからって3分の1しか学校に来ない、、、。
私はそれでも学校に行かせる意味があると思っています。人間は家族以外の人と会う、会話する、歩く、そういう時が脳が活性化されると思うのです。短時間でもいいから。どうせもうすぐ夏休みなんだから。それに朝はそんなに暑くないよ。22度ですよ。
学校が6月末に終わっちゃった息子は運動不足にならないように、今日はGolders Hill Parkへ連れて行きました。丘の上まで登ったあと軽くバドミントン。右腕が痛くてテニスはまだできないけどバドミントンはラケットが軽いので大丈夫になってきました。
栗の実を見つけたり蜂がいたりリスに遭遇したり花がきれいでガーデナーさんに話しかけたり。やっぱり外に出ると小さな発見が沢山あります。
帰りにスーパーマーケットで果物やアイスを買って、荷物を持ってくれて。優しい息子と２人で過ごす時間が楽しい。外があつくてスーパーの中が冷房でキンキンに冷えてる感じは日本の夏を感じます。
家に戻ると、家が昨日と違ってひんやりしてない！そうか、今日は夫が在宅ワークで家にいるんです。朝のうちに窓を閉めておく話を夫にちゃんと伝えていなかったので窓を全開にして仕事をしていました。案の定、気温はガンガン上がり午後には家の中でも汗が出てくる。家の中の一番涼しい場所でも30度近くありました。(外気温は39度)
何度も言いますがクーラーも扇風機もないんです。熱中症で死なない工夫が必要です。
タオルを濡らして日の当たる床に敷いてみたり、氷水を入れたボウルを置いたり。
夫は平気な顔をしているので、私と子供達は午後の一番暑くなる時間帯は、家から脱出することに決めました。娘の学校へお迎えに行き、家に帰らずにスポーツジムのプールへ直行。ジムの中は涼しくてプールも気持ちよくてサッパリしました。ドライヤーで髪を乾かし終わって帰ろうとした時、ジムの館内全体が停電に。冷房で想定外にたくさん電力を使いすぎてブレーカーが上がっちゃったんだと思います。ニュースでは線路が熱で曲がっちゃったり電波障害が起きたり火事が発生したり、やはり北の国で40度になるって大変なことなんだなぁと感じます。
午後、クリーニング屋さんへ行ったらお店を早々に閉めようとしていました。こういう時は無理しない。そういう働き方です。
昨日と違って肌で感じたのはheat waveの熱風です。アフリカから来ているらしい熱い乾燥した風。それなりに強い風なので、例えるなら乾燥機の中にいるような空気。口を開けると秒速で乾きます。濡れた髪もすぐ乾く。だから火事が起きた時に燃え広がるのが早いんですね。
雨がずっと降っていないので朝夕２回水やりをしていますが植物たちが本当にかわいそう。雨乞いのためにピアノでショパンの雨だれの前奏曲を弾いたら、日が暮れる頃にザーっと恵みの雨が降りました。雨が降ったのは私のおかげじゃないけどタイミングがよくて、妙に嬉しくなっちゃいました。
こんな感じで２日間の真夏日サバイバルは終了。明日からまた涼しい(時々寒い)夏が戻ります。
