チェルシーフラワーショー開催時期に合わせてチェルシーとベルグラヴィア周辺の店やストリートが花に包まれる、夢のような祭典が毎年開催されています。
って、昔から聞きかじりしていたんですが、この時期なにかと忙しかったりで今まで行ったことがなく、英国滞在通算9年目にして初めて堪能する機会が訪れました。
チェルシーフラワーショーのチケットを買って初めて入場した2022年も、外の通りまで堪能する余裕がなかったです。
今回一緒に行こうと誘ってくれた友達は今年で3回目ですが毎年行く価値があるみたい。毎年テーマが違うから!あぁ、今までの8年間チャンスを逃し続けていたことが悔やまれる。
今年のテーマはFloral Feasts(花の祭宴)だったので、花や葉を使って食べ物のデザインにしているところが多かった気がします。その店舗のイメージカラーや特徴を出した大胆なデザインがいっぱい。
メイン会場と思われるSlone Squareには、エリックカールの絵本に出てくるはらぺこあおむしがいました。くまのプーさんやチャーリーとチョコレート工場の物語をイメージしたディスプレイも見つけました。
え?これ全部、お花で作ってるの?
そうなんです。でもさすがに1週間以上長持ちさせるのが難しい場合もあるので、よく見るとニセモノの花や果実、ドライフラワーなどをうまく混ぜている店舗も。そりゃそうだよね。
ピザ屋さんはピザ、お寿司屋さんは寿司。
ホテルやブランド物のショップはもちろん気合い入っていて豪華です。従業員なのかガードマンなのかモデルさんなのか、店舗のイメージに合った服装のお兄さん達をあえて立たせているあたり、ターゲット層を意識している気がします。一緒に写真を撮ってもらっている着飾ったおばさま多数。
記念撮影しやすいように椅子やブランコが設置されているところもあります。
こんなにすごいのに去年や一昨年はもっと豪華だったという話だからビックリ。途中から雨が降ってきちゃって寒いのでPhat Phuc Noodle Barで暖かいラクサ(エビ入り東南アジアのピリ辛麺)を食べました。
身体があたたまったので傘をさしてまた歩き始めました。どこのお店が一番か、もはやNo.1なんて決められない。それぞれ特別なオンリーワン♡
写真を撮りたい場所が多すぎて、Knightsbridge駅からSlone Streetを通ってSlone Squareを通ってKing's Roadまで。大した距離ではないのに約2時間半うろうろしていました。
小道を入ったところにも実は穴場の素敵な場所があったりするので来年行く予定の方は公式サイトの地図を見ながら行くと便利です。Chelsea in bloom mapとBelgravia in bloom mapで検索すると出てきます。