英語で一般的に雑草を表す言葉はWeedsです。この白いアサガオに似た植物はBindweed(巻き付く雑草)と呼ばれ、一見かわいらしく見えるのですが、実は私が最近手伝いに行っているAllotment(畑)では厄介者なのです。
理由は成育の早さと繁殖力。地下の根がどこまでも張り巡らしてしまうので、家庭菜園で育てようと思っている野菜の苗たちを覆ったり土の栄養分を持っていかれてダメにしてしまうのです。
オーガニックで除草剤などの化学的なものを使わずに育てている家庭菜園なので、Bindweed退治もやはり手作業。地下深くまで根っこがあり、細い糸のような髭根すら残しておくと、そこからすぐに新しい芽が生えてしまうほどの繁殖力なので、ガーデンフォークを使って土を優しく掘り返し、なるべく根っこから丁寧に抜いていきます。
この作業なかなか根気のいるものですが、同時に宝探し的な達成感も味わえて、実は結構楽しんでいます。
Weed(雑草)だって生き物で、必死で生きてる。でも、Misplaced (ここじゃないんだよ)というのが先生の口癖です。すぐ近くが森なので、そっちで頑張って生きていってくれと願いながら、週一回は必ず家庭菜園に生えてきちゃったBindweed退治に勤しんでいます。